「載せる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「載せる」は、同音の言葉との意味の違いに注意して使ってください。
目次
- 「載せる」の意味とは?
- 「載せる」の表現の使い方
- 「載せる」を使った例文と意味を解釈
- 「載せる」の類語や類義語
「載せる」の意味とは?
「載せる」とは、物理的に何かの上に積むことを指して使います。
「荷物を車に載せる」のような使い方になる言葉で、荷物のような対象だけでなく、人間にも使うことができます。
ですが、その場合には同音の「乗せる」の方が向いており、基本的には人や動物などの生き物以外に使う表現だと考えていいでしょう。
- 「載せる」の読み方
「載せる」の読み方
「載せる」の読み方は、「のせる」になります。
この読み方では、「乗せる」の方がよく使われる為、そちらとの意味や使い方の違いがポイントになる言葉だと言うことができます。
先に挙げた人や動物に対しては、普通はこの「乗せる」と使います。
また、こちらの「乗せる」は物理的なこと以外にも広く使うことができ、数を乗せる(加えるの意味です)、調子に乗せる(おでてることです)のような使い方もよく見聞きします。
「載せる」の表現の使い方
「載せる」の表現の使い方を紹介します。
この言葉も「乗せる」ほどではありませんが、違う解釈で使うこともある言葉です。
それは、雑誌などに記事や写真、イラストなどを「載せる」と使う場合で、この時には「乗せる」とは使わず、こちらの「載せる」としか表現しません。
「載せる」を使った例文と意味を解釈
「載せる」を使った例文と、その意味の解釈です。
使える対象が決まっている言葉なので、解釈が難しいということはないでしょう。
- 「載せる」を使った例文1
- 「載せる」を使った例文2
「載せる」を使った例文1
「こんなに大きな物は、とても載せることはできない」
その荷物などが大き過ぎて、とても載せられないと言っています。
このような使い方では、「乗せる」としても間違いではありません。
「載せる」を使った例文2
「あんな記事を載せると、どんな反響があるか心配だ」
反響が心配になるほどの内容の記事なのだと分かります。
このような二種類の使い方しかしない(されない)言葉です。
「載せる」の類語や類義語
「載せる」の類語や類義語を紹介します。
荷物などを積む場合と、雑誌のような媒体に載せる場合それぞれの言い換えになります。
そして、こちらも読みが一緒なところが興味深い2つの言葉です。
- 「搭載する」【とうさいする】
- 「登載する」【とうさいする】
「搭載する」【とうさいする】
「荷物を搭載する」などと、「載せる」と同じ意味で使える言葉です。
また、機能の追加といった使い方もできる言葉で、「今度のバージョンには検索機能を搭載する予定だ」のようにも使えます。
「登載する」【とうさいする】
こちらは、雑誌などに載せるという使い方になります。
「次号にこの記事を登載する」とすると、その次号に載せると使うのと同じ意味です。
尚、この言葉は「掲載する」(けいさいする)の同義語となり、そちらの方が一般的な表現かも知れません(こちらも別に紹介してもよかったのですが、全く同じ意味なので1つにまとめました)。
「載せる」は、荷物などを載せる、もしくは紙面に載せるといった使い方になる言葉だと覚えておきましょう。