「口外しない」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「口外しない」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「口外しない」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「口外しない」の意味
- 「口外しない」の表現の使い方
- 「口外しない」を使った例文と意味を解釈
- 「口外しない」の類語や類義語
「口外しない」の意味
「口外しない」というのは「秘密を外の人間に言わないこと」という意味になります。
「機密を守る」「秘密を保持する」という意味であり、「守秘義務を負う」場合にも「口外しない」というルールを守らなければいけません。
例えば、教師は生徒たちの個人情報を知っていますが、これらを外部に漏らすという事は許されていません。
つまり、彼らは生徒たちの個人情報を「口外しない」ということになります。
- 「口外しない」の読み方
「口外しない」の読み方
「口外しない」の読み方は、「こうがいしない」になります。
ビジネスでも使われる表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「口外しない」の表現の使い方
「口外しない」の表現の使い方を紹介します。
この表現は「秘密を外部の人間に漏らさない」という意味になります。
例えば、ビジネスにおいては「守秘義務」があります。
ビジネスにおいて扱っている個人情報や外部の情報などは外に漏らしてはいけません。
どのような顧客がいるのかなどということも話してはいけませんし、生徒たちがどのような問題を抱えているのかなどということも話してはいけません。
彼らは自分たちが扱っている情報を「口外しない」というルールを守らなければいけないのです。
「口外しない」を使った例文と意味を解釈
「口外しない」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「口外しない」を使った例文1
- 「口外しない」を使った例文2
「口外しない」を使った例文1
「最近はSNSを利用する人が増え、情報を口外しないというルールを守らない人が増えています」
最近はSNSを利用する人が増えたことにより、誰でも情報を発信できるようになりました。
そのため、仕事の詳細を発信してしまう人も増えていると言われており、守秘義務が守られていない、つまり「口外しない」というルールが守れない人が増えていると言われています。
守秘義務を破ってしまえばトラブルに巻き込まれる可能性もありますので、「口外しない」というルールは守らなければいけません。
「口外しない」を使った例文2
「これは他の人に口外しないでください」
例えば地域の問題など「守秘義務」ほどの強いルールが存在しない場所でも、場合によっては「口外しないように」と言われることがあるかもしれません。
もしも外部に漏れてしまったら大きな影響を与えかねない場合など、問題を内部に留めておきたいと考えることがあります。
確かに、人間には知る権利がありますが、問題を大きくしないために知らせないという決断をすることもあるのではないでしょうか。
「口外しない」の類語や類義語
「口外しない」の類語や類義語を紹介します。
- 「守秘義務」【しゅひぎむ】
- 「機密を守る」【きみつをまもる】
「守秘義務」【しゅひぎむ】
「守秘義務」というのは「一定の職業や職務に従事する者や契約したものに対し、法律の規定に基づいて特別に課せられた法律上の義務」になり、「職務上知った秘密を守る」「個人情報を開示しない」といった義務を指します。
様々な仕事に「守秘義務」があります。
「機密を守る」【きみつをまもる】
「機密を守る」というのは「秘密を外の人間に言わないこと」を指します。
「機密」というのは「大切な秘密」を指し、「政治上、軍事上の秘密」ということになります。
「口外しない」という表現はビジネスで多く使われますので、ぜひ覚えておきましょう。
「守秘義務」は守らなければいけません。