「育ちが悪い」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「育ちが悪い」は、大人になってからそのように言われてしまうと恥ずかしい言葉の1つです。
目次
- 「育ちが悪い」の意味とは?
- 「育ちが悪い」の表現の使い方
- 「育ちが悪い」を使った例文と意味を解釈
- 「育ちが悪い」の類語や類義語
「育ちが悪い」の意味とは?
「育ちが悪い」と言われると、「ろくな育てられ方をされていない」と言われたのと同じです。
つまり、「人間としてまともに教育されてこなかった」と表現されていることになり、こんなことは言われないに越したことはありません。
よって、かなり辛辣な表現となりますが、そのように言われても当たり前と言えるほどの態度を普通にとってしまう人はいつの世の中にも存在する為、覚えておきたい言葉だと言っていいでしょう。
- 「育ちが悪い」の読み方
「育ちが悪い」の読み方
「育ちが悪い」の読み方は、「そだちがわるい」になります。
このように表現されてしまうこと自体が恥ずかしいことなので、大人になってからは言われたく言葉です。
尚、いわゆる「頭の良さ」とはあまり関係のない言葉で、主に「道徳」や「良識」が問われる(それについて言っている)と考えてください。
「育ちが悪い」の表現の使い方
「育ちが悪い」の表現の使い方を紹介します。
この言葉が使われるということは、それだけ(今の年齢にしては)まともな態度をとっていない時だと考えていいでしょう。
例えば、引き戸や障子のレール部分を踏む、建物などから出てくる人の前に入ろうとするなど、これらは社会的に常識とされていることの為、いい年になってそんなことも分からないようでは、「育ちが悪い」と言われてしまっても仕方ないでしょう。
最近では、「歩きスマホ」などもそのいい例となります。
いい年になってそんなことをしているようでは、「育ちが悪い」と言われてしまうのも分かるというものです。
「育ちが悪い」を使った例文と意味を解釈
「育ちが悪い」を使った例文と、その意味の解釈です。
この表現は、要は「常識がない」と表現しているのと一緒だと考えて構いません。
- 「育ちが悪い」を使った例文1
- 「育ちが悪い」を使った例文2
「育ちが悪い」を使った例文1
「誰より真っ先にがっつくとは、育ちが悪いのにも困ったものだ」
食事の歳の出来事だと想像できます。
目上の人や上司、取引先の人などと同席した際には、それらの人が手を付けるまで待っているのが常識です。
しかし、真っ先に食べようとする様子から、この「育ちが悪い」と言われてしまっています。
「育ちが悪い」を使った例文2
「あいつの素行を見ていると、育ちのが悪いとしか言いようがない」
普段から常識のない言動ばかりをとっていると、こんな風に言われてしまうことがあります。
学生のうちであればまだしも、社会に出た後に人から見て恥ずかしいことばかりしている(言っている)のが分かるようです。
「育ちが悪い」の類語や類義語
「育ちが悪い」の類語や類義語を紹介します。
同様の意味になる言い換え表現です。
- 「どんな親に育てられた」【どんなおやにそだてられた】
「どんな親に育てられた」【どんなおやにそだてられた】
その人の親にまで言及する表現になりますが、その人を育てた対象として、「育ちが悪い」と同様の意味で使われています。
「育ちが悪い」とほとんと意味は同じながら、こちらの方が厳しい表現だと言えそうです。
もちろん、こんなことは言われないに限ります。
「育ちが悪い」は、それほどだと思った人に対して使う言葉です。
逆に使われてしまった時には、何が悪かったのかをきちんと考えないといけません。