「除外」とは?意味や使い方!例文や解釈
「除外」という表現は「彼を代表候補選手から除外する」や「優遇措置の対象から除外する」といった文章で使われますが、「除外」にはどういった意味・使い方があるのでしょうか?
「除外」という表現の「意味・使い方・除外と除去の違い・例文と解釈・類義語・英語」などについて、詳しく解説していきます。
目次
- 「除外」とは?除外の意味
- 「除外」の表現の使い方
- 「除外」を使った言葉と意味を解釈
- 「除外」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「除外」と「除去」の意味の違い
- 「除外」の類語や類義語・言い換え
- 「除外」の英語と解釈
「除外」とは?除外の意味
「除外」という表現は、「ある範囲・対象には入らないものとして取り除ける(とりのける)こと」や「ある一定の基準・条件を満たさないとして候補(範囲)から除くこと」を意味しています。
「除外」というのは、「ある一定の範囲や規定の外に置き、区別して除くこと」を意味している表現なのです。
- 「除外」の読み方
「除外」の読み方
「除外」の読み方は、「じょがい」になります。
「除外」の表現の使い方
「除外」の表現の使い方は、「ある枠組みには入らないとして除く場合」や「ある範囲・基準には当てはまらないとして取り除く時」に使うという使い方になります。
例えば、「この商品は割引商品の範囲から除外させて頂きます」や「候補から除外された選手は退場してください」といった文章において、「除外」という表現を適切に使用することができます。
「除外」を使った言葉と意味を解釈
「除外」を使った言葉を紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「除外する」【じょがいする】
- 「除外基準」【じょがいきじゅん】
- 「適用除外」【てきようじょがい】
「除外する」【じょがいする】
「除外する」という表現は、「ある範囲に入らないとして取りのける」や「一定の基準・条件を満たさないとして区別して除く」ということを意味しています。
例えば、「見本のような形になっていない和菓子は、合格基準を満たさないので除外するようにしてください」などの文章で使われます。
「除外基準」【じょがいきじゅん】
「除外基準」という言葉は、「ある範囲には含まれないものとする判断の基準・指標(ものさし)」のことを意味しています。
例えば、「除外基準を明確にしてもらわないと、自分が代表メンバーから外された理由に納得することができません」といった文章で使用することができます。
「適用除外」【てきようじょがい】
「適用除外」という言葉は、「ある法律・制度・基準などの適用から外すこと」や「例外的なものとして、適用対象から取りのけること」を意味しています。
例えば、「この特殊なケースは割引制度の適用除外であり、せっかくの割引きクーポンを使うことができませんでした」といった文章で使われます。
「除外」を使った例文や短文など(意味を解釈)
「除外」を使った例文・短文などを紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「除外」を使った例文1
- 「除外」を使った例文2
「除外」を使った例文1
「校外で喧嘩・いじめなどの問題行動を起こした野球部の高校生は、チームのレギュラーから除外されることになりました」
この「除外」を使った例文は、「除外」という表現を、「野球部のチームのレギュラーから外す、取り除く」という意味合いで使用しています。
「除外」を使った例文2
「車と自転車の交通事故において車の運転手の側が死亡する事例は、例外的なケースとして除外して考えています」
この「除外」を使った例文では、「車の運転手側が死亡する事例を、例外的なケースとして取りのける、事例の範囲に含めない」という意味を持つ文脈で、「除外」という表現を使っています。
「除外」と「除去」の意味の違い
「除外」という表現は、「ある範囲や事例には含まれないものとして取りのけること」や「一定の基準・条件を満たしていないために区別して除くこと」を意味しています。
それに対して、「除去」という表現は、「物理的に邪魔なものや汚れを取り除くこと」や「広義に物理的・心理的なものを取り除くこと」を意味しているという違いがあります。
「除外」という言葉は「ある範囲・事例に当てはまらないから取り除いて外すこと」に意味の重点があり、「除去」という言葉は「邪魔なもの・汚れている部分・障害などを取り除くこと」に意味の重点があるという違いがあるのです。
「除外」の類語や類義語・言い換え
「除外」の類語・類義語・言い換えを紹介して、その意味を分かりやすく説明していきます。
- 「外す・切り捨てる」
- 「排除・排出」
- 「オミット・例外にする」
「外す・切り捨てる」
「除外」という表現は、「ある範囲・事例・メンバーには当てはまらないものとして外すこと」や「ある範囲に含める基準を満たさないとして切り捨てること」を意味しています。
その意味合いから、「除外」という表現は「外す・切り捨てる」という表現に言い換えることが可能なのです。
「排除・排出」
「除外」という表現は、「ある範囲・メンバーに当てはまる条件を満たさないために、排除すること」や「ある範疇に含まないものとして、外して排出すること」を意味しています。
「排除」とは「不要なものとして取り除くこと」、「排出」とは「不要なものを廃棄して外に出すこと」を意味する言葉です。
それらの意味から、「除外」と良く似た意味を持つ類語(シソーラス)として、「排除・排出」という表現を指摘できます。
「オミット・例外にする」
「オミット」という英語の表現は、「除外すること・省くこと」を意味しています。
「除外」という表現は、「ある対象を例外的なものであるとして、範囲に含めず外すこと」や「ある一定の基準を満たさないとして取りのけること」を意味しています。
これらの意味から、「除外」と近い類似の意味を持つ類義語として、「オミット・例外にする」を上げられます。
「除外」の英語と解釈
「除外」という言葉を表現する英語を紹介して、その意味を解釈していきます。
“exclude, exclusion”(除外する・締め出す・除く・除外)
“except, exception”(~を除いて・~以外では・除外)
“get rid of~”(邪魔なものを取り除く・排除する・除外する)
“leave out from~”(~から省く・~から除外する)
“Exclude exception cases this time.”
「除外」という言葉を使ったこの英語の例文は、「今回は、例外のケースは除外してください」ということを意味しています。
この記事で解説した「除外」の表現には、「ある範囲には入らないものとして取り除くこと」や「ある一定の基準に満たないものとして除くさま」などの意味があります。
「除外」の類語・類義語・言い換えとして、「外す・切り捨てる」「排除・排出」「オミット・例外にする」などがあります。
「除外」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。