「躍起となる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
皆さんは日頃の行動の中において、「躍起となる」ことがあるかと思います。
この「躍起となる」には、何かに夢中になっているようなニュアンスが感じられるのですが、実際にはどのような意味で使われているのでしょうか?
この言葉を正しく理解しないままに、言葉だけが独り歩きしている場合もあります。
そこで今回は、この「躍起となる」にフォーカスしていくことにします。
目次
- 「躍起となる」の意味
- 「躍起となる」の表現の使い方
- 「躍起となる」を使った例文と意味を解釈
- 「躍起となる」の類語や類義語
「躍起となる」の意味
「躍起となる」とは、「むきになる」、「こだわる」、「必死になる」といったような意味を持つ表現です。
- 「躍起となる」の読み方
「躍起となる」の読み方
「躍起となる」は「やっきとなる」という読み方になりますので、ここでしっかりとチェックしておきましょう。
「躍起となる」の表現の使い方
「躍起となる」は「あることに夢中になったり、むきになる」という意味がありますので、自分の得意なことに意識を集中させたり、やらなければならないことに必死になっている時に使われることになります。
「躍起となる」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「躍起となる」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「躍起となる」を使った例文1
- 「躍起となる」を使った例文2
「躍起となる」を使った例文1
「新しいiPhoneを買うために躍起となる人の気が知れない」
今や誰もが持っているスマートフォン。
その流れを作ったのも、iPhoneと言って過言ではありません。
今ではAndroidを健闘していますが、iPhoneには根強いユーザーがいることも事実。
そんなiPhoneも毎年ニューモデルがリリースされていますが、その度に「躍起となって」買い求める人の心境とは、どんなものなのでしょうか?
「躍起となる」を使った例文2
「後もう少しで仕事を終える見通しが付いたので、休憩を挟まずに躍起となって踏ん張っている」
仕事が終わる目処が付いた時に、精神的にかなり楽になるのですが、後少しで終わることができると思うと、休憩する時間も惜しんで、「躍起となり」ながら、頑張るものです。
しかし、焦って出戻り作業がないようにしなくてはなりません。
「躍起となる」の類語や類義語
「躍起となる」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「しゃかりきになる」
- 「血眼になる」【ちまなこになる】
「しゃかりきになる」
「しゃかりきになる」という言葉が、「躍起となる」に近い意味を持つ類義語となります。
「物事を意欲を持って盛んに行うこと」という意味で使われており、一心不乱に頑張る様子が伺えます。
「血眼になる」【ちまなこになる】
「血眼になる」という言葉も「躍起となる」と似たような意味がある言葉で、「物事を行う意欲が過剰であるさま」という解釈になります。
「躍起となる」に近い理解で使われますが、「血眼になる」の方が、その度合いが激しい印象を受けます。
「躍起となる」という言葉の意味や使い方を見てきましたが、私達の日々の活動の中でも、この言葉が当てはまるシーンがたくさんあるのて、しっかりと覚えて、使いこなせるようにしましょう。