「存在感」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「存在感」は、後ろに「感」と付きますが、「感じ方」のことではなく、「感じ」そのものを表現する為の言葉です。
目次
- 「存在感」の意味とは?
- 「存在感」の表現の使い方
- 「存在感」を使った例文と意味を解釈
- 「存在感」の類語や類義語
「存在感」の意味とは?
「存在感」とは、そこに居る(ある)と印象強いことを表現する為の言葉だと解釈してください。
そのような「感じ」に対して使う表現で、「とても存在感の強い建物だ」とすると、それだけその建物の印象が強いことになります。
人物に対しても使える言葉で、このチームの中でも「存在感の強い選手だ」とした場合、何人も居る選手の中でも印象が強い選手だと考えていいでしょう。
- 「存在感」の読み方
「存在感」の読み方
「存在感」の読み方は、「そんざいかん」になります。
冒頭のように、「違和感」などの「感じ方」とは多少違い、「感じ」自体の表現になるのが特徴です。
その為、「存在感がある」、「存在感が強い」のような用い方の他に、これが「薄い」、それに「欠ける」などと色々な形で使える言葉となっています。
「存在感」の表現の使い方
「存在感」の表現の使い方を紹介します。
上のように、これが「ある」、「ない」とだけ使う言葉ではない為、解釈が難しいと思われるかも知れませんが、決してそのようなことはなく、「印象」がどの程度感じられるかどうかだと考えると分かりやすいでしょう。
よって、「存在感が薄い」と言えば、あまり印象がなく、どちらかと言えば目立たない存在という意味になり、逆に「存在感がすごい」などと使うと、それだけ強い印象がある物や人物だということになります。
「存在感」を使った例文と意味を解釈
「存在感」を使った例文と、その意味の解釈です。
建築物や物体に対して使うことより、人物に対して(自分も含めて)用いることが多い言葉です。
- 「存在感」を使った例文1
- 「存在感」を使った例文2
「存在感」を使った例文1
「あいつはこのメンバーの中では抜群の存在感だ」
メンバー中で一番印象が強く残る人物だと使っています。
抜群と付けているので、いい意味で印象が強いと言っている例になります。
「存在感」を使った例文2
「これではバックダンサーの存在感が全く感じられない」
メインとなる人物の後ろで踊るダンサーの存在感が全く出ていないと言っており、この後に演出が悪いなどと続くと思われる使い方です。
この「感じられない」と使うと、「ない」と同じ意味になります。
「存在感」の類語や類義語
「存在感」の類語や類義語を紹介します。
近年ビジネスでよく使われているカタカナ語の1つです。
- 「プレゼンス」【ぷれぜんす】
「プレゼンス」【ぷれぜんす】
英語の“presence”をそのままの読みでカタカナ語にした言葉で、主にビジネスで「存在感」の言い換えとして用いられています。
そのまま置き換えになる為、「ちょっとプレゼンスに薄いなぁ」のような使い方になり、もちろん意味も全く同じです。
「存在感」は強ければいいというものでもなく、時によってはそれがない方がいい場合もあります。
自分でそれをどうこうと(多少なりとも)できる時には、シチュエーションに合わせた対応が必要だと言えるでしょう。