「形相」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「形相」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「形相」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「形相」の意味
- 「形相」の表現の使い方
- 「形相」を使った例文と意味を解釈
- 「形相」の類語や類義語
「形相」の意味
「形相」とは顔やかたち、表情、姿という意味があります。
現在ではほとんどが、恐ろしい感じ、不気味な感じに対して使います。
- 「形相」の読み方
「形相」の読み方
「形相」の読み方は、「ぎょうそう」になります。
「形相」の表現の使い方
「形相」の表現の使い方を紹介します。
「形相」とは本来は顔、かたち、表情、姿という意味ですが、現在の使い方としては多くが、恐ろしい、不気味という感じに対して使う言葉となります。
「鬼のような形相」「必死の形相」「憤怒の形相」などと使います。
「形相」を使った例文と意味を解釈
「形相」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「形相」を使った例文1
- 「形相」を使った例文2
「形相」を使った例文1
「あの家の奥さん、鬼のような形相で歩いていたけど、何かあったのかな」
「鬼のような形相」とは鬼のような怖い顔、表情が険しいという意味で使います。
通常とは違う、人が変わったようにといったニュアンスも含みます。
「形相」を使った例文2
「激しい怒りの形相で、普段の彼女と同じ人間とはとても思えなかったが、これが本性なのだとはっきりわかった」
「怒りの形相」とは怒った顔のことを言います。
普段はにこにこしていてもそれは作った顔、表情であり、怒りの時に見せる顔がその人の本性とも言えるでしょう。
「形相」の類語や類義語
「形相」の類語や類義語を紹介します。
- 「面持ち」【おももち】
- 「風采」【ふうさい】
- 「ルックス」【るっくす】
- 「面差」【おもざし】
- 「顔つき」【かおつき】
「面持ち」【おももち】
「面持ち」とはある感情、心理の表れた顔つきのことを言います。
不平、不満、緊張といった気持ちを表すことが多い言葉です。
「さすがの彼も、いつになく緊張の面持ちである」「文句を言いたげな面持ちではあるが、一応最後まで話は聞いていた」などと使います。
「風采」【ふうさい】
「風采」とは外側から見た、人の容姿、身なりなどの様子を言います。
「何とも風采の上がらない男だ」「奥の部屋から、上品な風采の女性が現れた」「華奢な風采」などと使います。
「ルックス」【るっくす】
「ルックス」とは顔、かたち、容貌、器量という意味で使います。
「ルックスのいい子は得だ」「ルックス重視というのは反対する」「あなたは、人間性ではなく、ルックスしか見ていないでしょう」などと使います。
「面差」【おもざし】
「面差」とは顔の様子、顔立ちのことを言います。
「母親に面差が似てきたと、最近親戚たちに言われる」「父にそっくりな面差」「賢さが面差に表れている」という風に使います。
「顔つき」【かおつき】
「顔つき」とは感情を反映した、顔の様子を言います。
「そう言えば、このところ不満そうな顔つきをしていた」「神妙な顔つきでどうしたの」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「形相」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。