「共倒れ」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「共倒れ」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「共倒れ」という言葉を使った例文や、「共倒れ」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「共倒れ」とは?意味
- 「共倒れ」の表現の使い方
- 「共倒れ」を使った例文や短文など
- 「共倒れ」の類語や類義語・言い換え
「共倒れ」とは?意味
「共倒れ」には、「互いに競争し合った利した結果、両者がともに目的に対して頓挫してしまうこと」という意味があります。
- 「共倒れ」の読み方
「共倒れ」の読み方
「共倒れ」の読み方は、「ともだおれ」になります。
「共倒れ」の表現の使い方
「共倒れ」の表現の使い方を紹介します。
「共倒れ」には、「互いに競争し合った利した結果、両者がともに目的に対して頓挫してしまうこと」という意味があります。
そのような様子を見た時に、「共倒れ」という言葉を使ってみましょう。
例えば、ラーメン店の隣に、新しいラーメン店ができた時、どのような結果になるでしょうか。
お互いが客を取り合うため、以前からあったラーメン店も、新しくできたラーメン店も、売り上げが伸びず、経営できなくなるかもしれません。
このような様子は、競争した結果、両者がともに成り立たなくなったと言えるため、「隣り合うラーメン店が競争した結果、共倒れになった」と「共倒れ」を使った文章を作れます。
「共倒れ」を使った例文や短文など
「共倒れ」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「共倒れ」を使った例文1
- 「共倒れ」を使った例文2
「共倒れ」を使った例文1
「雪山で遭難した二人が、お互いを助けあった結果、瀕死の状態になる」
この例文は、登山をテーマにした映画などの一場面になります。
雪山で遭難した二人が、相手を見捨てずに互いに助け合った結果、残念なことに瀕死の状態になってしまったという文章になります。
このように「共倒れ」には、「互いに競争し合った利した結果、両者がともに目的に対して頓挫してしまうこと」という意味があります。
「共倒れ」を使った例文2
「『共倒れ』を避けるため、怪我した友達を置いて、助けを呼ぶ」
この例文は、ハイキング中などに友達が怪我をした場面になります。
一緒にいれば、互いに弱ってしまうため、助けを呼ぶことを決断したという意味があります。
「共倒れ」の類語や類義語・言い換え
「共倒れ」の類語や類似を紹介します。
- 「道連れ」【みちづれ】
- 「心中」【しんじゅう】
「道連れ」【みちづれ】
「道連れ」にいは、「一緒に行動すること」「共に同じ道を歩んでいくこと」という意味があります。
「敵を道連れにして、爆発する」などという使い方をします。
「心中」【しんじゅう】
「心中」には、「愛し合う男女が合意の上で、一緒に自害すること」という意味があります。
「一家心中」「無理心中」などという使い方をします。
「共倒れ」という言葉について見てきました。
互いに競争し合った利した結果、両者がともに目的に対して頓挫してしまう様子を見た時、「共倒れ」という言葉を使ってみましょう。