「浮上」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「浮上」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「浮上」という言葉を使った例文や、「浮上」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「浮上」とは?意味
- 「浮上」の表現の使い方
- 「浮上」を使った例文や短文など
- 「浮上」の類語や類義語・言い換え
「浮上」とは?意味
「浮上」には、「水中から水面に浮き上がること」という意味があります。
また「隠れていたり、目立たなかったものが、表面に現れ明確になること」という意味があります。
- 「浮上」の読み方
「浮上」の読み方
「浮上」の読み方は、「ふじょう」になります。
「浮上」の表現の使い方
「浮上」の表現の使い方を紹介します。
「浮上」には、「水中から水面に浮き上がること」という意味があります。
例えば、潜水競技で、深い海の底まで潜った後で、水面に浮かび上がる様子を、「海の底から浮上する」などと、「浮上」という言葉を使って表現できます。
また「浮上」「隠れていたり、目立たなかったものが、表面に現れ明確になること」という意味があります。
例えば、プロ野球のペナントレースで、ずっと下位にいて目立たなかったチームが、連勝などを重ねて首位になることがあります。
このようなチームの様子を「ずっと下位にいたチームが首位に浮上する」などと「浮上」を使って説明できます。
「浮上」を使った例文や短文など
「浮上」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「浮上」を使った例文1
- 「浮上」を使った例文2
「浮上」を使った例文1
「海女が、アワビやウニを持って、『浮上』する」
この例文は、海産物を取るのが仕事の海女が、海の底にあるアワビやウニを掴み、水面に上がってくる様子を文章にしたものです。
このように「浮上」には、「水中から水面に浮き上がること」という意味があります。
水中に狩りに行った海鳥や、ペンギンなどが、水面に浮かび上がってくる様子も、「浮上」という言葉で説明できます。
「浮上」を使った例文2
「あまり目立たなかった社員が、大口の契約を取り、一躍『浮上』する」
この例文は、それまで目立たずに、出世コースから外れているように見えた社員についての文章になります。
大口の契約をその人が勝ち取ったことで、一躍、社内の中で話題に上る、目立つ存在になっています。
このように「浮上」には、「目立たなかったものが、表面に現れる様子」という意味もあります。
「浮上」の類語や類義語・言い換え
「浮上」の類語や類似を紹介します。
- 「浮かび上がる」【うかびあがる】
- 「浮き出る」【うきでる】
「浮かび上がる」【うかびあがる】
「浮かび上がる」には、「水中から水面に浮上すること」、また「下から上へ上がってくること」という意味があります。
「浮上」と同じ意味があるため、言い換えに使えます。
「浮き出る」【うきでる】
「浮き出る」には、「表面に浮かび出ること」という意味があります。
「シャツの表面に染みが浮き出る」「体の表面に血管が浮き出る」などという使い方をします。
「浮上」という言葉について見てきました。
水中から水面に浮き上がることについて話す時、また隠れていたり、目立たなかったものが、表面に現れ明確になる様子を言葉にする時、「浮上」という言葉を使ってみましょう。