「不特定多数」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「不特定多数」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「不特定多数」という言葉を使った例文や、「不特定多数」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「不特定多数」とは?意味
- 「不特定多数」の表現の使い方
- 「不特定多数」を使った例文や短文など
- 「不特定多数」の類語や類義語・言い換え
「不特定多数」とは?意味
「不特定多数」には、「方向性が定まっていない傾向や性質のものなどが、多数集まっていること」という意味があります。
- 「不特定多数」の読み方
「不特定多数」の読み方
「不特定多数」の読み方は、「ふとくていたすう」になります。
「不特定」は「ふとくてい」、「多数」は「たすう」になります。
「不特定多数」の表現の使い方
「不特定多数」の表現の使い方を紹介します。
「不特定多数」には、「方向性が定まっていない傾向や性質のものなどが、多数集まっていること」という意味があります。
例えばたくさんの人が集まった時に、ライブ会場などは、「○○というアーティストのファン」という同じ性質をもった多数が集まっていることになります。
しかし、同様にたくさんの人が集まった時に、そのような傾向や性質が一つにしない個々の集まりの時、「不特定多数」という言葉を使って区別してみましょう。
「不特定多数」を使った例文や短文など
「不特定多数」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「不特定多数」を使った例文1
- 「不特定多数」を使った例文2
「不特定多数」を使った例文1
「ホテルは『不特定多数』が利用する施設のため、様々な配慮が必要だ」
この例文は、ホテルに集う人は、様々な目的を持っていて、出自もまるで違います。
そのため、そのような施設を運営するためには、様々な配慮が必要だという意味があります。
このようい「不特定多数」という言葉には、「傾向や性質などを一つにしない、個々の多数の集まり」という意味があります。
ベジタリアン向けの料理、イスラム教徒向けの料理など、料理一つをとっても、「不特定多数向け」の料理の準備は大変かもしれません。
「不特定多数」を使った例文2
「電車はバスは『不特定多数』の人の乗り物だ」
この例文は、電車やバスなどの公共交通機関は、様々な人々が乗るための交通機関だという意味があります。
例えば通学用のバスなら、目的地の学校の生徒しか乗りませんが、路線バスは乗りたいと思った全ての人が乗れます。
公共交通機関を利用している時は、様々な人が乗っていることを念頭に置く必要があるかもしれません。
「不特定多数」の類語や類義語・言い換え
「不特定多数」の類語や類似を紹介します。
- 「寄せ集め」【よせあつめ】
- 「有象無象」【うぞうむぞう】
「寄せ集め」【よせあつめ】
「寄せ集め」には、「雑多なものを一か所に集めること」という意味があります。
「今回の飲み会は、寄せ集めで飲む」などという使い方をします。
「有象無象」【うぞうむぞう】
「有象無象」には、「取るに足らない雑多な人や物」という意味があります。
また「多く集まった、くだらない連中、烏合の衆」という意味もがあります。
「有象無象は、俺が蹴散らしてやる」などという使い方をします。
「不特定多数」という言葉について見てきました。
傾向や性質などを一つにしない、個々の多数の集まりを見た時に、「不特定多数」という言葉を使ってみましょう。