「緒に就く」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「緒に就く」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「緒に就く」という言葉を使った例文や、「緒に就く」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「緒に就く」とは?意味
- 「緒に就く」の表現の使い方
- 「緒に就く」を使った例文や短文など
- 「緒に就く」の類語や類義語・言い換え
「緒に就く」とは?意味
「緒に就く」には、「物事に着手する」という意味があります。
また「着手した物事の見通しがついて、軌道に乗り出す」という意味があります。
- 「緒に就く」の読み方
「緒に就く」の読み方
「緒に就く」の読み方は、「しょにつく」になります。
「緒に就く」の表現の使い方
「緒に就く」の表現の使い方を紹介します。
「緒に就く」には、「物事に取り組み始めること」「動き出した物事の見通しがついて、順調にスタートすること」という意味があります。
そこで、仕事や事業などに着手した時、さらに見通しがついて軌道に乗ったと感じた時に、「緒に就く」という言葉を使ってみましょう。
例えば、会社の大型事業が始まり、準備を進めているうちに、仕事に着手する日が来るでしょう。
このような日に、「今日から大型事業の緒に就く」などと「緒に就く」という言葉を使って状況を説明してみましょう。
「緒に就く」を使った例文や短文など
「緒に就く」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「緒に就く」を使った例文1
- 「緒に就く」を使った例文2
「緒に就く」を使った例文1
「仕事の『緒に就いた』ばかりだが、すでに疲労を感じている」
この例文は、ある仕事に着手したばかりなのに、疲労を感じ始めている人についての文章になります。
このように「物事に着手する」という意味が「緒に就く」にはあります。
仕事をやり始めて、コツがつかめてくると、このような疲労感が消えて来るかもしれません。
「緒に就く」を使った例文2
「転職先での立場も定まり、ようやく『緒に就けた』感じがする」
この例文は、転職したばかりの人についての文章になります。
転職したての頃は、自分が何をすればいいのかまるで分らなかったはずですが、時間が立ち、自分の立ち位置も見えたところで、ようやくスタートラインに立てたと感じています。
このように、「動き出した物事の見通しがついて、順調にスタートすること」を、「緒に就く」と言います。
「緒に就く」の類語や類義語・言い換え
「緒に就く」の類語や類似を紹介します。
- 「スタートラインに立つ」【すたーとらいんにたつ】
- 「取り掛かる」【とりかかる】
「スタートラインに立つ」【すたーとらいんにたつ】
「スタートラインに立つ」には「新しい物事を開始する段階のこと」という意味があります。
「苦労して、ようやく開店というスタートラインに立つ」などという使い方をします。
「取り掛かる」【とりかかる】
「取り掛かる」には「取り組み始めること」「着手すること」という意味があります。
「新しい仕事に取り掛かる」「企画のアイデア出しに着手する」などという使い方をします。
「緒に就く」という言葉について見てきました。
誰かが物事に着手する様子を見た時、着手した物事の見通しがついて、軌道に乗り出したと感じた時に、「緒に就く」という言葉を使ってみましょう。