「件の」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「件の」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「件の」という言葉を使った例文や、「件の」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「件の」とは?意味
- 「件の」の表現の使い方
- 「件の」を使った例文や短文など
- 「件の」の類語や類義語・言い換え
「件の」とは?意味
「件の」には、「以前に話題にしていたこと」「例の」という意味があります。
- 「件の」の読み方
「件の」の読み方
「件の」の読み方は、「くだんの」になります。
「けんの」と読み間違えないようにしましょう。
「件の」の表現の使い方
「件の」の表現の使い方を紹介します。
「件の」には、「以前に話題にしていたこと」「例の」という意味があります。
そこで、「以前に話題にしていたこと」について話をする時、「例の」という意味で、言葉を使う時に、「件の」という言葉を使ってみましょう。
例えば、取引先と数日ぶりに会って、仕事の打ち合わせをする時は、どのような話題をするのか、あらかじめ想定できるはずです。
そのため「例の仕事についてですが」という感じで、「例の」というあいまいな表現でも相手にどの仕事かが伝わります。
そこで、「件の仕事ですが」などと、「件の」という言葉を使って表現してみましょう。
「件の」を使った例文や短文など
「件の」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「件の」を使った例文1
- 「件の」を使った例文2
「件の」を使った例文1
「『件の』お金を貸してという話なら、期待に添えられません」
この例文には、以前話を聞いていた、お金を貸してという話に対して、断りを入れている文章になります。
このように「件の」には、「以前に話題にしていたこと」という意味があります。
また「お金を貸せない」というより、「期待に添えられない」と言った方が、ギスギスせずに済むかもしれません。
「件の」を使った例文2
「『件の』説明では分かりにくいため、もう一度詳細に説明してください」
この例文は、以前聞いた説明では分かりにくかったため、もう一度、細かい部分まで説明して欲しいという文章になります。
「以前聞いた」という意味で「件の」という言葉を使えます。
「件の」の類語や類義語・言い換え
「件の」の類語や類似を紹介します。
- 「例の」【れいの】
- 「いつもの」【いつもの】
「例の」【れいの】
「例の」には、「いつもの」「普段の」「この前の」「噂の」「定番の」という意味があります。
「例の話について、詳しく聞かせてください」という文章には、「この前聞いた話を、さらに詳細まで聞かせてください」という意味があります。
また「例の作品」「例の件ですが、OKになりました」などという使い方をします。
「いつもの」【いつもの】
「いつもの」には「普段通りのもの」「通常の」「普通の」という意味があります。
居酒屋に行って、「いつもの、ください」という時は、「普段通り食べている物をください」という意味があります。
「いつもの喫茶店で待っています」などという使い方をします。
「件の」という言葉について見てきました。
以前に話題にしていたことや、例のという意味で、話し始める時、「件の」という言葉を使ってみましょう。