「地主」とは?!意味や解説
この「地主」は、元は不動産用語ですが、一般にも浸透している言葉だと言っていいでしょう。
目次
- 「地主」とは?
- 「地主」の概要
「地主」とは?
「地主」とは、土地の所有者を指して使う言葉です。
「あの人がここの地主だ」と使うと、その土地の所有者があの人と呼ばれる人物だと分かります。
ただし、あくまで土地の所有者というだけで、そこに家やマンションなどが建っている場合、その建物まで一緒に所有しているとは限りません。
土地はそこの地主から借りている借地で、建物は別の人の名義だという例も少なくありません。
- 「地主」の読み方
「地主」の読み方
「地主」の読み方は、「じぬし」になります。
口語では関係ありませんが、表記する場合に「地」(ち)という字を使っているので「ぢぬし」が正しい気がしてしまいますが、「じぬし」が正規の表現です。
「地面」も同じく「じめん」となり、「地」の読み方の表記として無理に「ぢ」という文字は使わないと覚えておいてください。
「地主」の概要
「地主」の所持している土地は、そこに自分で住む家を建てる以外に、土地のまま人に貸したり、マンションなどの共同住宅にして部屋単位で人に貸すなど、色々な活用法があります。
その為、「地主業」は何もしなくてもお金が入ってくるなどと言われることがありますが、土地を所有していれば毎年固定資産税が徴収されるのはもちろん、地代や家賃の支払いが滞ればその催促、また、住宅として貸している場合は場合はきちんとその管理まで行う必要がある為、不動産管理会社にその土地ごと委託していることも多いです(その場合も固定資産財だけは自分に掛かります)。
その場合、年間などのまとまった期間、決まった金額でそのような会社に委託し(貸し)、後は全てその会社が行ってくれるというスタイルで活用しています。
「地主」は、いかにその土地をうまく活用するかだと言っていいでしょう。
自分でそこに住む場合以外は、地元の不動産管理会社などに有効な活用法を相談してみるのが一番だと言えるかも知れません。