「人間離れ」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
スポーツ選手などに対して「人間離れ」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「人間離れ」とは?意味
- 「人間離れ」の表現の使い方
- 「人間離れ」を使った例文と意味を解釈
- 「人間離れ」の類語や類義語
「人間離れ」とは?意味
「人間離れ」とは、「能力や性質などが、普通の人とはかけ離れていること」です。
人は特に鍛えていなくても、様々な神経が備わっていて、健康であれば普通に運動したり作業ができるものです。
それをジャンルに特化して鍛えた人がスポーツ選手や芸術家で、普通の人以上に素晴らしい能力を発揮します。
しかし中には鍛えてそうなるレベルを遥かに超えた能力を発揮する人がいて、普通の人はもちろん、鍛えた人でもそこまでなれない、という人がいます。
この様な常識を超える能力を発揮する人のことを「人間離れ」と言うのです。
- 「人間離れ」の読み方
- 「人間離れ」と「人離れ」との違い
「人間離れ」の読み方
「人間離れ」の読み方は、「にんげんばなれ」になります。
難しい読み方ではないので覚えておきましょう。
「人間離れ」と「人離れ」との違い
「人間離れ」と似た意味の言葉に「人離れ」があります。
どちらも「普通の人とかなり違っていること」という意味は同じです。
但し、「人離れ」には「人里から遠く離れた場所」という意味もあり、「人離れした山奥」などと使われることがあり、この点が違いと言えます。
「人間離れ」の表現の使い方
「人間離れ」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 差別用語として使わないこと
文法的な使い方
「人間離れ」は名詞で、文末に使う時には「人間離れしている」として使います。
人の状態を表す言葉ですが確定要素ではないので、形容動詞として「人間離れだ・である」と使うのは文法的に不自然です。
形容詞として「人間離れした〇〇」と使うこともあります。
差別用語として使わないこと
「人間離れ」は「普通の人を超えた能力を持っていること」という意味で、ほめ言葉として使えます。
しかし見た目などの「性質が違うこと」として使うと、差別用語になることがあるので注意が必要です。
「人間離れ」を使った例文と意味を解釈
「人間離れ」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「人間離れ」を使った例文1
- 「人間離れ」を使った例文2
「人間離れ」を使った例文1
「彼女の嗅覚は人間離れしている」
非常にニオイに敏感な女性がいて、遠くのものや普通の人には分らない様な違いについても嗅ぎ分けてしまう能力があることを表しています。
「人間離れ」を使った例文2
「最近の日本には人間離れしたアスリートが増えている」
最近の若手日本人アスリートの活躍は目覚ましく、海外でも注目される程の才能を発揮していることを表しています。
「人間離れ」の類語や類義語
「人間離れ」の類語や類義語を紹介します。
- 「人間業ではない」【にんげんわざではない】
- 「スーパーマン並み」【すーぱーまんなみ】
「人間業ではない」【にんげんわざではない】
「能力が普通の人とかけ離れていること」という意味です。
「スーパーマン並み」【すーぱーまんなみ】
「アメリカのヒーロー『スーパーマン』の様に超人的な能力がある」「という意味です。
「人間離れ」は「能力や性質などが、普通の人とはかけ離れていること」という意味です。
人に対するほめ言葉として使う様にしましょう。