「勝者総取り」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「勝者総取り」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「勝者総取り」という言葉を使った例文や、「勝者総取り」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「勝者総取り」とは?意味
- 「勝者総取り」の表現の使い方
- 「勝者総取り」を使った例文や短文など
- 「勝者総取り」の類語や類義語・言い換え
「勝者総取り」とは?意味
「勝者総取り」には、「勝者がすべてを取る」という意味があります。
また選挙の方式として、アメリカの大統領選挙などに採用されている「勝者総取り方式」という方法があります。
ある選挙区の投票結果を受けて、得票率に応じて獲得代議員数を決めるのではなく、一票でも多く獲得した勝者が、代議員を全て獲得するという方式です。
- 「勝者総取り」の読み方
「勝者総取り」の読み方
「勝者総取り」の読み方は、「しょうしゃそうどり」になります。
「勝者総取り」の表現の使い方
「勝者総取り」の表現の使い方を紹介します。
「勝者総取り」には、「勝者がすべてを取る」という意味があります。
そこで、そのような様子を見た時、「勝者総取り」という言葉を使ってみましょう。
例えば、ある業界を見た時に、その業界に存在する会社がみな潤っているのではなく、その業界のトップの企業だけが、全ての利益を手にしているような様子が見られることがあります。
このような時、「○○業界では、A社の勝者総取りだな」などと「勝者総取り」という言葉を使います。
「勝者総取り」を使った例文や短文など
「勝者総取り」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「勝者総取り」を使った例文1
- 「勝者総取り」を使った例文2
「勝者総取り」を使った例文1
「サイコロの目がいちばん大きかった人が、『勝者総取り』で、ピザを全部食べられる」
この例文は、ピザを食べたい人が多かったため、サイコロを振って出た目の大きさで、食べられる人を決めようとしている場面になります。
みんなで少しずつピザを分けるのではなく、勝った人だけがピザを全て手にするため、「勝者総取り」と言えます。
みんなで分けたら食べた気がしないような、少しの料理が残っている時は、「勝者総取り」にして、一人が満足できた方がいいこともあるでしょう。
「勝者総取り」を使った例文2
「人気のある一握りのタレントに、CMが集中するとは、芸能界は『勝者総取り』だ」
この例文は、人気のあるタレントにだけ、CM出演の依頼が殺到し、それ以外のタレントには、ほとんどCMの依頼がないという文章になります。
ほんの一握りの人気者に、良い仕事が集中する様子は、「勝者総取り」の世界と言えるでしょう。
「勝者総取り」の類語や類義語・言い換え
「勝者総取り」の類語や類似を紹介します。
- 「一人勝ち」【ひとりがち】
- 「勝てば官軍」【かてばかんぐん】
「一人勝ち」【ひとりがち】
「一人勝ち」には「競い合う他の人達は全員負けて、一人だけが勝ち残ること」という意味があります。
「今日の麻雀は、彼の一人勝ちだ」などという使い方をします。
「勝てば官軍」【かてばかんぐん】
「勝てば官軍」には、「例え道理に叶っていなくても、勝った者が『正義』となり、負けた者が『悪』になる」という意味があります。
「勝てば官軍、負ければ賊軍」という言葉もあります。
「勝者総取り」という言葉について見てきました。
勝者がすべてを取る様子を見た時、「勝者総取り」という言葉を使ってみましょう。