「盾となる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「盾となる」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「盾となる」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「盾となる」の意味
- 「盾となる」の表現の使い方
- 「盾となる」を使った例文と意味を解釈
- 「盾となる」の類語や類義語
「盾となる」の意味
「盾となる」というのは「そのままの状態でいられるように保つ」「守るために役割を果たす」などという意味になります。
「犠牲になる」とも言われますし、「敵の目を引きつける」などとも言われます。
例えば、仕事をしていると上司から不条理な理由で注意されたり、取引がうまくいかなかったりしてショックを受けることがあります。
しかし、最終的にそのような経験は自分を守る「盾となり」ます。
- 「盾となる」の読み方
「盾となる」の読み方
「盾となる」の読み方は、「たてとなる」になります。
日常的にも使える表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「盾となる」の表現の使い方
「盾となる」の表現の使い方を紹介します。
誰かにお金を貸す時は借用書などを書いた方が良い場合もあるでしょう。
金銭の貸し借りは無いに越した事はありませんが、誰かからお金を貸してほしいと頼まれ、助けてあげたいと思ったならば、借用書が借金の証明になり、「盾となる」ことがあります。
借用書がなければ借金を揉み消されてしまう可能性もありますので、証拠が何よりも自分を守る「盾となって」くれるのです。
「盾となる」を使った例文と意味を解釈
「盾となる」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「盾となる」を使った例文1
- 「盾となる」を使った例文2
「盾となる」を使った例文1
「私がいじめられた時、姉がいつも盾となってくれました」
小さな時、いじめられた経験があるなどという人もいるのではないでしょうか。
学校はあらゆる手段を使っていじめがないかどうか調査することもありますが、多かれ少なかれ、このような経験を持つ人もいるかもしれません。
そのような時、姉妹が「盾となって」助けてくれた、友達が「盾となって」くれた、などということもあるのではないでしょうか。
また、誰かがトラブル遭ったときには自分が「盾となった」かも知れません。
「盾となる」を使った例文2
「彼女の学歴や職歴が盾となっています」
学歴や職歴はとても大切です。
仕事をする上でもどのような教育を受けてきたのか、どのような学位を持っているのか、そして今までどのような仕事をしてきたのか、ということで人間が判断されてしまうことも大なり小なりあるものです。
大変なことがあったとしても、しっかりと学業を収め、様々な仕事などを経験することで、高く評価してもらえることもあるのではないでしょうか。
「盾となる」の類語や類義語
「盾となる」の類語や類義語を紹介します。
- 「防波堤になる」【ぼうはていになる】
- 「ガードする」
「防波堤になる」【ぼうはていになる】
「防波堤になる」というのは「守るために役割を果たす」という意味です。
「防波堤」には「外海からの反応を防ぎ、港内を静穏に保つために築く突堤」、「良くない影響の及ぶものを防ぐもの」という意味があります。
「ガードする」
「ガードする」という表現には「自分に悪い影響が及ばないように守る」という意味があります。
「自己防衛する」「自衛手段を取る」などと言われることもあります。
誰かがトラブルに陥っている時などは、ぜひ「盾となりたい」と思う人もいるかもしれません。
ぜひこの表現を覚えておきましょう。