「鼻ちょうちん」とは?!意味や解説
この「鼻ちょうちん」は、ある状態の例えとして使う言葉です。
目次
- 「鼻ちょうちん」とは?
- 「鼻ちょうちん」の概要
「鼻ちょうちん」とは?
「鼻ちょうちん」とは、主に居眠りしている様子の例えとして使う表現です。
「退屈したのか、あの通りすっかり鼻ちょうちんだ」とした場合、そう使った対象の人が退屈から居眠りしてしまったと言っていると解釈していいでしょう。
眠っている様子の表現になりますが、普通に寝ている状態には使わず、上のような居眠りや寝てはいけない場面で寝てしまった様子に対して使われる言葉です。
- 「鼻ちょうちん」の読み方
「鼻ちょうちん」の読み方
「鼻ちょうちん」は、「はなちょうちん」とそのまま読みます。
寝息で鼻にちょうちんのような膨らみができてしまっている様子を表す言葉で、そこから居眠りなどと解釈される表現です。
全て漢字で「鼻提灯」と使うことも多く、どちらでも意味は変わりませんが、この漢字の表現は小説などの文学作品で多く見掛ける表現で、一般的には「鼻ちょうちん」の方で構いません。
「鼻ちょうちん」の概要
この言葉は、本当に鼻にちょうちんのような膨らみができている様子を指して使うこともあります。
くしゃみをした際や、鼻水が出ている時などにそういったことがあると、「おいおい、鼻ちょうちんだぞ」などと使われ、この場合には居眠りのようなそこから転じた意味は含まれません。
尚、赤ちゃんや幼児がそのような様子になっていることがあると、よくこちらの方の(本当に鼻にちょうちんができているという)意味で使われます。
居眠りなどの方で使う時には、「何をしているんだ」といったニュアンスが少なからず含まれますが、ちょうちんができている様子そのものに用いる場合は笑ってしまうような場面が多いと考えていいでしょう(おかしさ以外の悪い意味は含んでいません)。
「鼻ちょうちん」は、本来寝てはいけない場面で寝ている様子、またはそのままそう見える時に使う言葉だと覚えておいてください。