「厳命」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「厳命」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「厳命」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「厳命」とは?意味
- 「厳命」の表現の使い方
- 「厳命」を使った例文と意味を解釈
- 「厳命」の類語や類義語
「厳命」とは?意味
「厳命」というのは「厳しく命じること」という意味になります。
「厳しい命令」という意味で使われることもあり、例えば「口外しないように厳命しました」などと使われます。
この場合は、「絶対に人に言わないようにと厳しく命令されました」ということになります。
働いていると守秘義務が生じるものですが、その守秘義務も公務員等の場合、さらに厳しいかもしれません。
つまり、公務員は守秘義務に関する「厳命」を受けているということになるのです。
- 「厳命」の読み方
「厳命」の読み方
「厳命」の読み方は、「げんめい」になります。
ビジネスなどで使われることのある表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「厳命」の表現の使い方
「厳命」の表現の使い方を紹介します。
「厳命」というのは「厳しく命じること」という意味になります。
例えば、マスコミなどで働いていると他のメディアよりも早く事故や事件などを聞きつけ、報道の準備をしなければいけないという「厳命」を受けることもあるのではないでしょうか。
テレビ番組を作成している場合、視聴率をどの程度上げるか、などという「厳命」を受けることもあるかもしれません。
「厳命」を使った例文と意味を解釈
「厳命」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「厳命」を使った例文1
- 「厳命」を使った例文2
「厳命」を使った例文1
「営業での売り上げについて、具体的に厳命されています」
営業などもしなければいけない場合、どの程度の売り上げを目指すべきなのか、具体的に示されていることもあるかもしれません。
いくら売り上げなければいけないのか、何人に営業しなければいけないのか、などというノルマが課されていることもあるのではないでしょうか。
もしもノルマが達成できなかった場合にペナルティーがあるなどということであれば、それは「厳命」だと言えるでしょう。
「厳命」を使った例文2
「この仕事を必ず今週中に終えるように厳命されました」
仕事は忙しいです。
しかし、中には「絶対にこの日までにこの仕事を終えなければいけない」などと厳しく締め切りが決まっている仕事もあるかもしれません。
もしも締め切りを守らなかった場合に大きなペナルティー等がある、という場合、上司から「絶対に仕事を終えるように」と「厳命」されるかもしれません。
「厳命」の類語や類義語
「厳命」の類語や類義語を紹介します。
- 「任務」【にんむ】
- 「威令」【いれい】
「任務」【にんむ】
「任務」というのは「組織やその一員として与えられ、果たさなくてはならない務め」という意味です。
「責任を持って果たすべき務め」という意味があり、「任務を遂行する」などと使われます。
「威令」【いれい】
「威令」というのは「威力と命令」という意味であり、「威力のある命令」を指すこともあります。
「権威のある命令」と言われることもあります。
「厳命」はビジネスで多く使われる表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「厳命」は必ず守らなければいけません。