「虚脱」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「虚脱」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「虚脱」という言葉を使った例文や、「虚脱」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「虚脱」とは?意味
- 「虚脱」の表現の使い方
- 「虚脱」を使った例文や短文など
- 「虚脱」の類語や類義語・言い換え
「虚脱」とは?意味
「虚脱」には、「急激な循環不全により、意識障害をきたした状態でなること」という意味があります。
また「ある出来事により体力も気力も無くなり、ぼんやりとして何も手につかなくなり放心状態に陥ること」という意味があります。
- 「虚脱」の読み方
「虚脱」の読み方
「虚脱」の読み方は、「きょだつ」になります。
「虚脱」の表現の使い方
「虚脱」の表現の使い方を紹介します。
「虚脱」には、「体力を消耗したり、急激な意識障害をきたした状態」という意味があります。
例えば、事故に遭い、出血がひどい時、「虚脱状態」になってしまうかもしれません。
また「虚脱」には、「体力も気力も失せ、ぼんやりとして何も手につかなくなること」という意味があります。
例えば、急に会社をクビになったら体力も気力も失せ、何も手につかなくなるかもしれません。
このような様子を、「会社をクビになり、虚脱する」などと「虚脱」を使って表現します。
「虚脱」を使った例文や短文など
「虚脱」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「虚脱」を使った例文1
- 「虚脱」を使った例文2
「虚脱」を使った例文1
「フルマラソンを走り切った選手が、ゴール後に『虚脱』して倒れ込む」
この例文は、フルマラソンを走り切ったランナーが、余りに体力の消耗が激しいため、その場に倒れ込んでいるという文章になります。
フルマラソンは、日頃トレーニングしている人にとっても過酷なため、レース後に体力を失い「虚脱」する人が少なくないでしょう。
「虚脱」を使った例文2
「彼女にフラれてから半年ほど、『虚脱』していた友達」
この例文は、彼女にフラれてしまった友達が、半年間もの長きにわたり、体力も気力も失せ、ぼんやりとして何も手につかなくなっていたという文章になります。
大好きな人にフラれたり、別れることになれば、このような「虚脱状態」になってしまうかもしれません。
「虚脱」の類語や類義語・言い換え
「虚脱」の類語や類似を紹介します。
- 「脱力」【だつりょく】
- 「気落ち」【きおち】
「脱力」【だつりょく】
「脱力」には「体から力が抜けて、意欲が衰えること」という意味があります。
「試験に落ちて、脱力する」には、「試験に落ちたショックで、体から力が抜けて、ぐったりしてしまうこと」という意味があります。
「気落ち」【きおち】
「気落ち」には、「人の気持ちが沈みがっかりすること」という意味があります。
「年を取って、気落ちする日が増える」「気落ちした人を励ます」などという使い方をします。
「虚脱」という言葉について見てきました。
体力を消耗したり、急激な意識障害をきたした状態、また体力も気力も失せ、ぼんやりとして何も手につかなくなることを言葉にする時、「虚脱」という言葉を使ってみましょう。