「我関せず」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「我関せず」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「我関せず」という言葉を使った例文や、「我関せず」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「我関せず」とは?意味
- 「我関せず」の表現の使い方
- 「我関せず」を使った例文や短文など
- 「我関せず」の類語や類義語・言い換え
「我関せず」とは?意味
「我関せず」には、「ある事柄に対して、自分は全く関係ないという態度を取る」という意味があります。
- 「我関せず」の読み方
「我関せず」の読み方
「我関せず」の読み方は、「われかんせず」になります。
「我関せず」の表現の使い方
「我関せず」の表現の使い方を紹介します。
「我関せず」には、「ある事柄に対して、自分は全く関係ないという態度を取る」という意味があります。
そこで、そのような態度を取る人を見た時に、「我関せず」という言葉を使ってみましょう。
例えば、職場で喧嘩が始まった時、止めようとする人がいる一方で、自分は関係ないという態度を取る人がいます。
後者の人の様子を、「同僚の喧嘩に、我関せずといった態度を取る」などと「我関せず」を使って表現できます。
「我関せず」を使った例文や短文など
「我関せず」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「我関せず」を使った例文1
- 「我関せず」を使った例文2
「我関せず」を使った例文1
「夫は子育てに興味がなく、『我関せず』といった感じだ」
この例文には、夫婦の中で、子育てに興味があるのは妻だけで、夫は、自分は子育てには関係ないという態度を取っているという文章になります。
男性の中には、子育てに協力的な人もいれば、妻に任せきりで、関わりたくないタイプの人もいます。
後者の人は、「我関せず」という態度を取るかもしれません。
「我関せず」を使った例文2
「クラスみんなで文化祭に向けて準備しているのに、A君だけ『我関せず』で、すぐに家に帰ってしまう」
この例文は、文化祭に向けてクラス全員が一丸になって準備しているのに対して、A君一人が、文化祭には関係ないとばかりに、家に帰ってしまうという文章になります。
文化祭のような行事は、なるべく全員で参加した方が楽しいため、クラス委員などがA君を説得した方がいいかもしれません。
「我関せず」の類語や類義語・言い換え
「我関せず」の類語や類似を紹介します。
- 「無関係」【むかんけい】
- 「他人事」【たにんごと】
「無関係」【むかんけい】
「無関係」には「関係がないこと」という意味があります。
また「その人や物事とは、関わりがない」という意味があります。
「無関係なふりをする」「無関係だという態度を取る」などという使い方をします。
「他人事」【たにんごと】
「他人事」には、「その事とは関係がない人、当事者でない人」という意味があります。
「夫婦なのに、まるで他人事のような態度を取る」という文章には、「夫婦なのにまるで、自分に無関係な人についてのことのような態度を取る」という意味があります。
「我関せず」という言葉について見てきました。
誰かが、自分は関係ないという態度を取っているのを見た時、「我関せず」という言葉を使ってみましょう。