「ご多分に漏れず」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「ご多分に漏れず」という表現は、「ご多分に漏れず、消費税増税で経営に苦しんでいます」などの文章で使われますが、具体的にどのような意味を持っているのでしょうか?
「ご多分に漏れず」の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「ご多分に漏れず」とは?意味
- 「ご多分に漏れず」の表現の使い方
- 「ご多分に漏れず」を使った例文と意味を解釈
- 「ご多分に漏れず」の類語や類義語
「ご多分に漏れず」とは?意味
「ご多分に漏れず」という表現は、「他の大多数の人と同じように」や「例外ではなく・世間の例から外れてはおらず」ということを意味しています。
「ご多分に漏れず」というのは、「自分も大多数の人の事例から漏れていない(外れていない)こと」を意味していて、「例外ではなく皆さんと同じようになっている」という意味のニュアンスを持っている表現です。
- 「ご多分に漏れず」の読み方
「ご多分に漏れず」の読み方
「ご多分に漏れず」の読み方は、「ごたぶんにもれず」になります。
「ご多分に漏れず」の表現の使い方
「ご多分に漏れず」の表現の使い方を紹介します。
「ご多分に漏れず」という表現は、「他の大多数の人と同じような状況に置かれている場合」や「自分も世の中の例外ではない場合」に使うという使い方になります。
例えば、「ご多分に漏れず、私も40代からの転職活動では随分と苦労をしました」といった文章で、この表現を適切に使用することができます。
「ご多分に漏れず」を使った例文と意味を解釈
「ご多分に漏れず」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「ご多分に漏れず」を使った例文1
- 「ご多分に漏れず」を使った例文2
「ご多分に漏れず」を使った例文1
「ご多分に漏れず、夫婦で協力して乗り越えなければならない危機に何度か見舞われました」
この「ご多分に漏れず」を使った例文は、「ご多分に漏れず」という表現を、「世の中の大多数の人と同じで・私たち夫婦も例外ではなく」といった意味合いで使っています。
「ご多分に漏れず」を使った例文2
「ご多分に漏れず、当社も若い人材を確保することが難しくなっていて、後継者問題も起こっているのです」
この「ご多分に漏れず」を使った例文は、「世間の皆さんと同じく・世の中の例外ではなく」といった意味合いで、「ご多分に漏れず」の表現を使用しています。
「ご多分に漏れず」の類語や類義語
「ご多分に漏れず」の類語や類義語を紹介して、その意味を説明します。
- 「例外ではない・予想通りで」
- 「大多数の人と同じで・世間並みに」
「例外ではない・予想通りで」
「ご多分に漏れず」という表現は、「他の大勢と同じで例外ではない」や「皆さんと同様に予想通りであるさま」を意味しています。
それらの意味合いから、「ご多分に漏れず」とほぼ等しい意味を持つ類語(シソーラス)として、「例外ではない・予想通りで」を上げられます。
「大多数の人と同じで・世間並みに」
「ご多分に漏れず」という表現は、「大多数の人と同じで例外ではない」や「人と変わった所がなく、世間並みであるさま」を意味しています。
この意味から、「大多数の人と同じで・世間並みに」を、「ご多分に漏れず」と近しい類似の意味を持つ類義語として解釈できます。
この記事で解説した「ご多分に漏れず」の表現には、「他の多くの事例(世の中の事例)と同じように・例外ではなく」などの意味があります。
「ご多分に漏れず」の類語・類義語として、「例外ではない・予想通りで」「大多数の人と同じで・世間並みに」などがあります。
「ご多分に漏れず」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。