「端緒」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「端緒」という表現は「私の成功の端緒になりました」や「解決の端緒を開くことができました」などの文章で使われますが、「端緒」にはどのような意味があるのでしょうか?「端緒」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「端緒」とは?意味
- 「端緒」の表現の使い方
- 「端緒」を使った例文と意味を解釈
- 「端緒」の類語や類義語
「端緒」とは?意味
「端緒」という表現は、「物事の始まり・きっかけ」や「事柄の糸口・手がかり・発端」を意味しています。
「端緒」という言葉は、「ある物事の始まり・手がかりとなる部分」や「ある行動をすることになったきっかけ(動機)・発端」のことを意味しているのです。
- 「端緒」の読み方
「端緒」の読み方
「端緒」の読み方は、「たんしょ」あるいは慣用読みで「たんちょ」になります。
「端緒」の表現の使い方
「端緒」の表現の使い方を紹介します。
「端緒」という表現は、「ある物事の始まり・手がかりとなる部分」や「ある行為のきっかけ・発端になった事柄」を指して使うという使い方になります。
例えば、「あの悲惨な事件の端緒になったのは、彼女の彼を侮辱する発言でした」や「この新規事業はまだ端緒についたところです」といった文章で、「端緒」の表現を適切に使うことができます。
「端緒」を使った例文と意味を解釈
「端緒」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「端緒」を使った例文1
- 「端緒」を使った例文2
「端緒」を使った例文1
「私たちの壮大なプロジェクトはまだ端緒に就いたばかりで、ここからが本番になってきます」
この「端緒」を使った例文では、「端緒」という表現を、「私たちの壮大なプロジェクトはまだ始まったばかりで」という意味合いで使用しているのです。
「端緒」を使った例文2
「困難な問題解決の端緒を開くために、私たちはありとあらゆる交渉の手段を駆使しました」
この「端緒」を使った例文は、「困難な問題解決の始まりを切り開くために(きっかけを作るために)」という意味合いで、「端緒」という表現を使っています。
「端緒」の類語や類義語
「端緒」の類語や類義語を紹介して、その意味を解説していきます。
- 「契機・発端・糸口」
- 「冒頭・発祥」
「契機・発端・糸口」
「端緒」という表現は、「ある物事の発生や問題解決の契機(きっかけ)・発端(はじまり)」や「問題を解決するための手がかり(ヒント)になる糸口」を意味しています。
それらの意味合いから、「端緒」と近しい似た意味を持つ類語(シソーラス)として、「契機・発端・糸口」という表現を上げることができるのです。
「冒頭・発祥」
「端緒」という表現は、「物事の始まり・とっかかり・最初の部分」のことを意味しています。
「冒頭」という言葉は「物事の始まり・文章の初めの部分」、「発祥」という表現は「物事の起源・始まり」のことを意味しています。
その意味合いから、「端緒」とほとんど同じ似た意味を持つ類義語として、「冒頭・発祥」を指摘することができます。
この記事で解説した「端緒」の表現には、「ある物事の始まり・手がかり」や「ある行為の契機・きっかけ・動機」などの意味があります。
「端緒」の類語・類義語として、「契機・発端・糸口」「冒頭・発祥」などがあります。
「端緒」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。