「月並み」とは?意味や使い方!例文や解釈
「月並み」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「月並み」という言葉を使った例文や、「月並み」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「月並み」とは?
- 「月並み」の表現の使い方
- 「月並み」を使った言葉と意味を解釈
- 「月並み」を使った例文や短文など
- 「月並み」の反対語
- 「月並み」の類語や類義語・言い換え
- 「月並み」の英語と解釈
「月並み」とは?
「月並み」には、「何の変哲もなくありふれている様子」という意味があります。
また「月に一度、決まって行われること」という意味があります。
- 「月並み」の読み方
「月並み」の読み方
「月並み」の読み方は、「つきなみ」になります。
「月並み」の表現の使い方
「月並み」の表現の使い方を紹介します。
「月並み」には、「何の変哲もなくありふれている様子」という意味があります。
そのため、何かを見た時、凡庸でありふれていると感じた時、「月並み」という言葉を使ってみましょう。
例えば、映画を見に行って、感想が凡庸でありふれていると思ったら、「月並みな作品だった」と「月並み」を使って言い表せます。
また「月並み」には、「月に一度、決まって行われること」という意味があります。
何か月に一度、決まってすることがあれば、「月並み」という言葉を使ってみましょう。
例えば、毎月、ボランティア活動をしている人は、「月並みのボランティア活動に行く」などと言います。
「月並み」を使った言葉と意味を解釈
「月並み」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「月並みな言葉」【つきなみなことば】
- 「月並みな感想」【つきなみなかんそう】
- 「月並みな表現」【つきなみなひょうげん】
「月並みな言葉」【つきなみなことば】
「月並みな言葉」には、「何の変哲も無くありふれている言葉」という意味があります。
例えば、ラーメンを食べた時、テレビのレポーターは、様々な言葉を使って、ラーメンの美味しさを表現します。
しかし普通の人は、「麺がもちもちしている」「スープが濃厚」など、凡庸でありふれた言葉しか言えないかもしれません。
そこで、「月並みな言葉ですが」と前置きして、「スープが濃厚です」などと普通の言葉を話していきます。
「月並みな感想」【つきなみなかんそう】
「月並みな感想」には、「何の変哲も無くありふれている感想」という意味があります。
例えば、友達と映画を観終わった後、喫茶店などで感想を言い合うかもしれません。
このような時に、気が利いた感想を言えず、困ってしまうことがあるかもしれません。
そこで「月並みな感想」という言葉を使って、凡庸でありふれた感想を言います。
「月並みな感想だけど、女優さんが綺麗だった」などと、「月並みな感想」という言葉を使ってみましょう。
「月並みな表現」【つきなみなひょうげん】
「月並みな表現」には、「何の変哲も無くありふれている表現」という意味があります。
「月並みな言葉」「月並みな感想」と同じように、ありふれた表現に対して使います。
「月並み」を使った例文や短文など
「月並み」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「月並み」を使った例文1
- 「月並み」を使った例文2
「月並み」を使った例文1
「明日は、『月並み』の、朝のミーティングがあるため、早く寝たい」
この例文は、毎月決まって行われる、朝のミーティングがあるため、早起きする必要がある人が、早く寝たいと思っている場面になります。
このように、毎月決まって行われる行事がある時に、「月並み」という言葉を使います。
「月並み」を使った例文2
「フラれた友達を前にして、『月並み』な励ましの言葉しかでない」
この例文は、フラれてしまった友達を目の前にした時、凡庸でありふれている励ましの言葉しか言えないと感じている人についての文章になります。
このように、凡庸でありふれていると感じることに対して、「月並み」という言葉を使ってみましょう。
フラれた友達を励ます時、「大丈夫」「また素敵な人が現れる」など、「月並み」なことしか言えない人の方が多いかもしれません。
「月並み」の反対語
「月並み」の反対語を紹介します。
- 「出色」【しゅっしょく】
- 「抜群」【ばつぐん】
「出色」【しゅっしょく】
「出色」には、「他に比べて際立って優れている事」という意味があります。
「出色の作品」という言葉には、「他に比べて、際だってすぐれている作品」という意味があります。
「抜群」【ばつぐん】
「抜群」には、「多くの中で、桁違いに優れていること」という意味があります。
「抜群の成績」には「多くの生徒の中で、ずば抜けて優秀な成績」という意味があります。
「月並み」の類語や類義語・言い換え
「月並み」の類語や類似を紹介します。
- 「例月」【れいげつ】
- 「平凡」【へいぼん】
- 「凡庸」【ぼんよう】
「例月」【れいげつ】
「例月」には、「いつもの月」という意味があります。
「今月の収入は、例月並みだ」という文章には、「今月の収入は、いつもの月と同じくらいだ」という意味があります。
「平凡」【へいぼん】
「平凡」には、「特に言う程の優れた点がなく、ごく当たり前であること」という意味があります。
また「普通であること」という意味があります。
「平凡な人」には「取り立てて特色がない人」という意味があります。
他にも「平凡な作品」「平凡な話」などという使い方をします。
「凡庸」【ぼんよう】
「凡庸」には、「優れたこともなく、平凡で世間並みなこと」という意味があります。
「凡庸な人物」には、「優れたこともなく、平凡な人物」という意味があります。
「凡庸な人生」「凡庸な試合」などという使い方をします。
「月並み」の英語と解釈
「月並み」の英語を紹介し、その意味を解釈して行きます。
「月並み」を英語にすると、“commonplace”になります。
“commonplace”には「月並み」「ありふれた」という意味があります。
また“state”には、「月並み」「陳腐」という意味があります。
このように「月並み」を英語にする時は、“commonplace” や“state”という言葉を使ってみましょう。
「月並み」という言葉について、見てきました。
新鮮さがなく、平凡だと感じた時、また毎月決まって行われる行事などについて話す時、「月並み」という言葉を使ってみましょう。