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「お福分け」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈

この「お福分け」とは、ほとんど同じ意味の言葉の言い換えだと解釈して構いません。

お福分け

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「お福分け」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈>


目次

  • 「お福分け」とは?
  • 「お福分け」の表現の使い方
  • 「お福分け」を使った例文と意味を解釈
  • 「お福分け」の類語や類義語


「お福分け」とは?

「お福分け」とは?

「お福分け」とは、いいことがあった際に、その「福」を周りにも分け与える時に用いられます。

そのような意味では「お裾分け」という言葉が有名で、一般的にはそちらを使うことが多いでしょう。

その「お裾分け」でも、「福」という漢字こそ使っていませんが、それを分け与えるという解釈になります。

福の一部(端の部分)を「裾」と表現し、分けると表現している言葉です。

  • 「お福分け」の読み方

「お福分け」の読み方

「お福分け」の読み方は、「おふくわけ」になります。

「お裾分け」(おすそわけ)の方が普通の表現ながら、意味は見た目から「お福分け」の方が分かりやすいと言うことができます。

尚、「福」と直接使うだけに、「お裾分け」より多少ながら幸運があったことが強調されていると考えていいでしょう。



「お福分け」の表現の使い方

「お福分け」の表現の使い方

「お福分け」の表現の使い方を紹介します。

この言葉は、「お裾分け」を丁寧にした形だと言うことができます。

そして、基本的には自分より目上、または立場が上の人間に使う為にあります。

ですが、同僚や友達などに使えないということもなく、そのような場合に先のように、幸運があったことが強調されている表現になると考えてください。

「お福分け」を使った例文と意味を解釈

「お福分け」を使った例文と意味を解釈

「お福分け」を使った例文と、その意味の解釈です。

目上の人、そして友達に対して使っている例になります。

  • 「お福分け」を使った例文1
  • 「お福分け」を使った例文2

「お福分け」を使った例文1

「ちょっとしたお福分けですが、よろしければお納めください」

目上の人や上司などには、このような使い方をする言葉です。

ただし、そのようなことをそこまででもない幸運から行うと、反って失礼になる場合もあるので注意が必要です。

「お福分け」を使った例文2

「競馬で大勝ちしたから、ここの支払いはお福分けってやつだ」

友達などに使っている場合です。

本来であれば割り勘にするところを、「お福分け」として払ってやると言っています。



「お福分け」の類語や類義語

「お福分け」の類語や類義語

「お福分け」の類語や類義語を紹介します。

使い方によって「お福分け」と同じく、周りに幸運を分け与えると使うことができる言葉です。

  • 「ご祝儀」【ごしゅうぎ】

「ご祝儀」【ごしゅうぎ】

結婚式やお祝いごとの際に持参する金品という意味以外に、思いもよらぬいいことがあった為、それを少し分け与えるという際にも使える言葉です。

その時には「ご祝儀だから、とっておいて」のように使われ、「お福分けだから~」とした場合と意味は同じですが、どちらかと言えば「お裾分け」の方が近い表現です。

よって、目上の人にはこの意味では使えません。

icon まとめ

「お福分け」は、「お裾分け」を目上の人に使う場合の丁寧な言い方です。

また、同年代間で使うとそれよりも福を分け与えるというニュアンスが少し強くなることも覚えておきましょう。