「老け込む」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「老け込む」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「老け込む」という表現について紹介していきます。
目次
- 「老け込む」とは?意味
- 「老け込む」の表現の使い方
- 「老け込む」を使った例文と意味を解釈
- 「老け込む」の類語や類義語
「老け込む」とは?意味
「老け込む」というのは「すっかり歳をとった様子になる」という意味になります。
「すっかり年寄りじみた様子になる」と考えられることもあり、実際に歳をとったわけではなかったとしても、白髪ができてしまった、顔にシミができてしまった、などということで「老け込んだ」と感じる人もいるかもしれません。
定年した訳でもないのに週末は家で寝てばかりということであれば、「なんだか老け込んでしまった」と感じることもあるかもしれません。
- 「老け込む」の読み方
「老け込む」の読み方
「老け込む」の読み方は、「ふけこむ」になります。
日常的に使える表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「老け込む」の表現の使い方
「老け込む」の表現の使い方を紹介します。
「老け込む」というのは「歳をとった様子になる」という意味であり、「歳を取る」という意味ではありません。
もしも「老ける」と言えばそれは「歳をとる」という意味になりますが、「老け込む」というのは「老ける」とは異なりますので気をつけましょう。
病気になって外出しなくなり、なんだか「老け込んだ」と感じることもあるかもしれません。
外出しなくなると何もかもが億劫になってしまい、気分ばかりが年寄りになってしまったように感じるかもしれません。
「老け込む」を使った例文と意味を解釈
「老け込む」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「老け込む」を使った例文1
- 「老け込む」を使った例文2
「老け込む」を使った例文1
「母は足を怪我してからすっかり老け込んでしまいました」
足を怪我してしまうと、外出が億劫になると思います。
運転をするにも辛いということであれば、なおさら出かけなくなってしまうのではないでしょうか。
しかし、ずっと家にいれば美容などにも関心が薄れてしまいますし、外出しなくなったことで自分の見た目にも手をかけられなくなる可能性があります。
それにより、すっかり「老け込んで」しまう可能性があります。
「老け込む」を使った例文2
「まだまだ老け込む歳じゃないよ」
その一方で、歳をとっても元気な人もいます。
定年してもいないのに引きこもってばかりで、気分ばかりが年寄りになっているという人をいた場合、そのような人は「まだまだ老け込む年齢では無い」と励ましてくれるかもしれません。
定年したとしても、その自由な時間を生かして好きなことをやりたい、今度こそやってみたかったことをやりたい、と感じる人もいるかもしれません。
「老け込む」の類語や類義語
「老け込む」の類語や類義語を紹介します。
- 「加齢」【かれい】
- 「大人びる」【おとなびる】
「加齢」【かれい】
「加齢」は「年齢の増加に伴う変化」のことであり、「老化」「老衰」と言われることもあります。
「加齢臭」などと使われます。
「大人びる」【おとなびる】
「大人びる」というのは「外見や態度が大人らしくなる」「一人前になる」という意味です。
「かなりの年配になる」という意味でも使われます。
「老け込む」というのは日常的にも使われる表現ですのでぜひ覚えておきましょう。
「老け込まない」ように生活したいものです。