「目が泳ぐ」とは?!意味や解説
人の表情に付いて話す時に「目が泳ぐ」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、具体例や使い方なども併せて紹介します。
目次
- 「目が泳ぐ」とは?
- 「目が泳ぐ」の概要
「目が泳ぐ」とは?
「目が泳ぐ」は、「人の瞳が左右に細かく揺れ動くこと」という意味です。
人と話していて、顔はこちらを向いているのに瞳がくるくる、或いはキョロキョロと動いて定まらないことを言います。
- 「目が泳ぐ」の読み方
- 「目が泳ぐ」の由来
「目が泳ぐ」の読み方
「目が泳ぐ」は「めがおよぐ」と読みます。
慣用句ですので多少意味が変でもそのまま覚える様にしましょう。
「目が泳ぐ」の由来
「目が泳ぐ」という言葉は、瞳がまるで池の上からオタマジャクシなどを見た様に、くるくると動き回っていることから生まれた表現です。
その理由としては、人が隠し事をしていたり、非常に恥かしいなどの理由で、目の前の相手と視線を合わせられないことによります。
心理的な理由で相手と視線を合わせては外すを繰り返すことで、瞳が細かく揺れ動いてしまうことを言います。
「目が泳ぐ」の概要
「目が泳ぐ」の概要について紹介します。
- 「目が泳ぐ」の使い方
- 「目が泳ぐ」の類語
「目が泳ぐ」の使い方
「目が泳ぐ」は慣用句で、文章に使う時には「目が泳いでいる・いた」として使われることが多くなります。
挙動不審な人に対しては、揺さぶりをかける為にわざと「目が泳いでいるよ」と言うこともあります。
「目が泳ぐ」の類語
「目が泳ぐ」の類語を紹介します。
「狼狽する」(ろうばいする)は、「非常にあわててしまい、冷静に判断ができなくなること」という意味です。
「目を白黒させる」(めをしろくろさせる)は、「息が詰まって苦しくなり、白目になったり黒目になったりすること」「びっくりしたり慌てたりして視線が集中しない様子」という意味があります。
「目が泳ぐ」は「人の瞳が左右に細かく揺れ動くこと」という意味です。
何かの心理が働いて落ち着きがなくなっている人に対して使いましょう。