「鈍感力」とは?!意味や解説
「鈍感力」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「鈍感力」という言葉を使った例文や、「鈍感力」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「鈍感力」とは?
- 「鈍感力」の概要
「鈍感力」とは?
「鈍感力」の「鈍感」には「感覚や反応などが鈍い」という意味があります。
このような人は、空気が読めない人と言われてマイナスのイメージを持たれてしまいがちですが、「鈍感力」という言葉には、違った意味があります。
「鈍感力」には、「空気を読みすぎず、出来事に反応し過ぎない力」という意味があります。
空気を読みすぎないため、人の顔色をうかがっておどおどしたりせずに済み、出来事に反応し過ぎて、疲れることもありません。
このように、「鈍感力」を持つ人は、いつでも元気よく前向きに生きられるかもしれません。
「鈍感力」の概要
「鈍感力」という言葉が世に広まったのは、作家の渡辺純一著作、「鈍感力」というエッセイ本の影響とされています。
「鈍感力」は2007年に集英社から出版されています。
シャープで鋭敏なことが、世の中では優れている人の特徴と言われているか、本当にそうなのかという疑問を持った作者が、些細なことで揺るがない「鈍さ」こそが生きていく上で、最も大切で、源になる才能だと解き明かした本になります。
恋愛関係や夫婦生活、子育てやビジネスシーンなど、様々な局面で「鈍感力」が求められると作者は語っています。
ちなみに「鈍感力」という言葉はこの本により、みなに知られる事となり、流行語大賞にもノミネートされています。
「鈍感力」という言葉について見てきました。
空気が読めてシャープに対応できる人が優れた人でなく、些細のことで揺るがない鈍さを褒めたいと思った時、「鈍感力」という言葉を使ってみましょう。