「追い付けない」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
ビジネスや日常会話で「追い付けない」という言葉を使うことがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「追い付けない」とは?意味
- 「追い付けない」の表現の使い方
- 「追い付けない」を使った例文と意味を解釈
- 「追い付けない」の類語や類義語
「追い付けない」とは?意味
「追い付けない」の意味は「先に行くものとの間隔が開き過ぎて、とても差を埋めて相手の元にたどり着けないこと」です。
単純に競争で、相手の方が速いか或いは最初から間隔が開いていてその差が埋まらないという意味の他に、自分よりも能力やレベルが上の人に対して、幾ら努力をしても差が縮まらず、同じレベルにはなれないことも表します。
- 「追い付けない」の読み方
- 「追い付く」の意味
- 「追い付く」と「追い着く」はどちらが正しい?
「追い付けない」の読み方
「追い付けない」の読み方は、「おいつけない」になります。
簡単な漢字なので読み書きできる様にしておきましょう。
「追い付く」の意味
「追い付けない」は動詞「追い付く」を可能の動詞「追い付ける」にして、更に否定形にした言葉です。
「追い付く」の意味は「後から追ってきた人が先を行く人に並ぶこと」「能力や技術などが、優れいるものと同じレベルに達すること」「取り返しがつくこと」です。
「追い付けない」はこれらの意味が「できないこと」を表す言葉です。
「追い付く」と「追い着く」はどちらが正しい?
辞書には「追い付く・追い着く」と載っているものもありますが、正しくは「追い付く」です。
「付く」は「対象となるものから離れない状態にすること」「注目すること」「予め備わっていること」という意味があります。
「着く」は、「目的地に達すること」という意味で、相手は関係ありません。
「追い付けない」の表現の使い方
「追い付けない」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 自分の方が能力で劣る時
文法的な使い方
「追い付けない」は可能の動詞の否定形ですので、文章中にそのまま使えます。
副詞として「追い付けずに」と使ったり、形容詞として「追い付けない状態」と使ったりします。
自分の方が能力で劣る時
「追い付けない」は自分の方が能力で劣る時に使います。
速さだけではなく、知識や能力、技術、性格の良さ、人気度やモテ度など、あらゆることを比較する表現です。
「追い付けない」を使った例文と意味を解釈
「追い付けない」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「追い付けない」を使った例文1
- 「追い付けない」を使った例文2
「追い付けない」を使った例文1
「今のままではとてもライバル会社に追い付けない」
ビジネスで商品開発が遅れたり品質が劣るなどして、ライバル会社には遠く及ばないことを表しています。
「追い付けない」を使った例文2
「トレンド情報を入手する速さではとても彼女に追い付けない」
ファッションやグルメなどのトレンド情報を入手するのがとにかく速い人のことです。
「追い付けない」の類語や類義語
「追い付けない」の類語や類義語を紹介します。
- 「足元にも及ばない」【あしもとにもおよばない】
- 「敵わない」【かなわない】
「足元にも及ばない」【あしもとにもおよばない】
「相手の力量が飛び抜け優れていて、比べものにならないこと」という意味です。
「敵わない」【かなわない】
「勝負をしてもとても勝てないこと」という意味です。
「追い付けない」は「先に行くものとの間隔が開き過ぎて、とても差を埋めて相手の元にたどり着けないこと」です。
とても敵わないと思った時に使いましょう。