「生き抜く」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「生き抜く」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「生き抜く」という言葉について詳しく紹介していきます。
目次
- 「生き抜く」とは?意味
- 「生き抜く」の表現の使い方
- 「生き抜く」を使った例文と意味を解釈
- 「生き抜く」の類語や類義語
「生き抜く」とは?意味
「生き抜く」というのは「困難や苦しみを克服して生き続ける」という意味です。
「苦難または逆境を通して生き続ける」「乗り越える」などと言われることもあり、例えば「戦争を生き抜いた」などと使われます。
日本は憲法9条により、第二次世界大戦以降は戦争を経験していません。
しかし、まだ戦争前に生まれ、戦争を「生き抜いた」人たちはたくさん存在します。
また、阪神淡路大震災や東日本大震災を「生き抜いた」人たちもたくさんいます。
- 「生き抜く」の読み方
「生き抜く」の読み方
「生き抜く」の読み方は、「いきぬく」になります。
よく使われる表現ですのでぜひ覚えておきましょう。
「生き抜く」の表現の使い方
「生き抜く」の表現の使い方を紹介します。
「生き抜く」は「困難や苦しみも克服して生き続ける」という意味です。
例えば、戦争中は食料もなく、大変でした。
人によっては疎開をしながら生きていかなければいけませんでした。
しかしそのような戦争の中でも命を落とさず、戦争という大変な環境の中で生き続けた人たちはまさに「戦争を生き抜いた人たち」と言えるでしょう。
「生き抜く」を使った例文と意味を解釈
「生き抜く」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「生き抜く」を使った例文1
- 「生き抜く」を使った例文2
「生き抜く」を使った例文1
「彼は会社の中であの時期を生き抜いた」
会社で仕事をしていても、例えば経済が悪化したことによってリストラになった、などという辛い思い出を持つ人もいるのではないでしょうか。
中には部署替えになってしまい、事実上の左遷に遭遇した、小さな子供がいるのに単身赴任に行かなければならず、大変だった、などという人もいるかもしれません。
しかしそのような状況を乗り越えたのであれば、それは「生き抜いた」といえます。
「生き抜く」を使った例文2
「彼女はあの辛い小学校時代を生き抜きました」
小学校の時はいじめられていた、人間関係がうまくいかなかった、などという辛い思い出を持つ人もいるのではないでしょうか。
思い出したくない、あの時期には絶対に戻りたくない、などという人もいるかもしれません。
もしも大変な状況の中で生活してきた、それを乗り越えた、などというのであれば、それは「生き抜いた」といえます。
「生き抜く」の類語や類義語
「生き抜く」の類語や類義語を紹介します。
- 「残存」【ざんぞん】
- 「耐え忍ぶ」【たえしのぶ】
「残存」【ざんぞん】
「残存」というのは「なくならないで残っている事」という意味です。
「残留する」「居残る」と言われることもあります。
「耐え忍ぶ」【たえしのぶ】
「耐え忍ぶ」というのは「辛さや苦しさをじっと我慢する」という意味になります。
「苦しさを耐え忍ぶ」などと使われます。
「生き抜く」という表現はよく使われますので、ぜひ覚えておきましょう。
教養として知っておきたい表現の1つです。