「後腐れがない」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「後腐れがない」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「後腐れがない」という言葉を使った例文や、「後腐れがない」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「後腐れがないとは?意味
- 「後腐れがない」の表現の使い方
- 「後腐れがない」を使った例文や短文など
- 「後腐れがない」の類語や類義語・言い換え
「後腐れがないとは?意味
「後腐れがない」には、「物事の終わった後に、スッキリとして後味が良い様子」という意味があります。
- 「後腐れがない」の読み方
「後腐れがない」の読み方
「後腐れがない」の読み方は、「あとくされがない」になります。
「後腐れがない」の表現の使い方
「後腐れがない」の表現の使い方を紹介します。
「後腐れがない」には、「物事の終わった後に、スッキリとして後味が良い様子」という意味があるため、そのような様子を見た時使ってみましょう。
例えば、男女が別れた後で、無言電話がかかってきたり、ストーカー気味に追いかけられるというような、面倒なことが起こるかもしれません。
しかし、別れた後、お互い相手のことを「大切な思い出」として、まるで関わろうとしない場合は、面倒なことや煩雑なことが残っていない状態と言えます。
このような状態を、「後腐れがない」と言い、「彼らは別れた後、後腐れがない」などと「後腐れがない」という言葉を使って表現します。
「後腐れがない」を使った例文や短文など
「後腐れがない」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「後腐れがない」を使った例文1
- 「後腐れがない」を使った例文2
「後腐れがない」を使った例文1
「会社を辞める時、『後腐れがない』よう、きちんと引き継ぎをする」
この例文は、ある人が会社を辞める時の様子を文章にしたものです。
辞めた後で、関係性が悪くなったり、いやがらせ行為をされないよう会社に対して義理を果たして、引き継ぎをしっかりしようとしています。
会社を辞めた後、良好な関係を持てるような時、「会社を辞めた後も、後腐れがない状態」と言えます。
転職後に、元の会社の仲間と、飲み友達になれるようなら「後腐れがない」状態と言えるでしょう。
「後腐れがない」を使った例文2
「彼女と別れる時『後腐れがない』ように、慰謝料を払う」
この例文は、男女の仲が壊れる時についての文章になります。
特にどちらかを、一方的に振ってしまうような時は、相手から恨みを買うかもしれません。
そのようがないよう、自分が酷い振り方をしてしまったと思った時は、慰謝料を払ったり、土下座するなどして、「後腐れがない」状態にすべきかもしれません。
「後腐れがない」の類語や類義語・言い換え
「後腐れがない」の類語や類似を紹介します。
- 「後味がいい」【あとあじがいい】
- 「スッキリ」【すっきり】
「後味がいい」【あとあじがいい】
「後味がいい」には、「 スッキリした」 「終わりの良い」という意味があります。
例えば映画を観終わった後で、快い気持ちになれた時、「映画の後味がいい」と言えます。
「スッキリ」【すっきり】
「スッキリとした」には、「変なわだかまりがなくて気持ちの良いこと」という意味があります。
「気持ちがスッキリとした」「頭がスッキリした」などという使い方をします。
「後腐れがない」という言葉について見てきました。
物事の終わった後に、面倒なことや煩雑なことが残らないと感じた時、「後腐れがない」という言葉を使ってみましょう。