「観察眼」とは?!意味や解説
この「観察眼」は、「眼」という漢字こそ使っていますが、ある能力のことを指して使います。
目次
- 「観察眼」とは?
- 「観察眼」の概要
「観察眼」とは?
「観察眼」とは、何かの細かい変化にまですぐに気付くような能力だと解釈してください。
能力とすると少し大げさですが、そのようなことに敏感な人に対して使う言葉です。
例えば、製品の検品の際に「あの人なら観察眼に優れているので安心だ」のように用いられ、この使い方では、その人が細かいことにまで敏感で、何かがあればすぐに気付くような人だということが表現されています。
- 「観察眼」の読み方
「観察眼」の読み方
「観察眼」は、「かんさつがん」と読む言葉です。
実際には「能力」のことだと書きましたが、そちらをそのまま使って「観察能力」(かんさつのうりょく)と表記する場合もあります。
その場合も意味は一緒で、この能力の表現にはどちらを用いても構いません。
「観察眼」の概要
その人(もしくは自分)に「観察眼」があるかどうかという定義のようなものは特にありませんが、何事にも冷静で、且つ好奇心が高い人にそのような能力があることが高いと言われています。
好奇心の旺盛さと冷静さを併せ持つのは難しいと言えるかも知れませんが、だからこそ、この「観察眼」に優れた人はそうは居ないのかも知れません。
尚、この「観察眼」が人の粗を探すようなことに使われると、「細かい人だ」、「粗探しばかり」などと言われてしまうかも知れません。
いい方向に使えば、先の検品のような際に重要な能力となりますが、それがあると思われることで、細かいことまで注意されそうだなどと思われてしまう場合もあるのが実際のところです。
「観察眼」はあるに越したことはない能力に違いありませんが、それがあると思われることで、反って敬遠されてしまう場合もあるのも事実です。
人よりこの能力があると自覚している場合には、どこでそれを発揮するか難しいと言えるかも知れません。