「有り得る」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「有り得る」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「有り得る」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「有り得る」とは?意味
- 「有り得る」の表現の使い方
- 「有り得る」を使った例文と意味を解釈
- 「有り得る」の類語や類義語
「有り得る」とは?意味
「有り得る」とは存在する可能性が十分にある、あって当然だ、そう考えられるという意味で使います。
- 「有り得る」の読み方
「有り得る」の読み方
「有り得る」の読み方は、「ありうる」になります。
「有り得る」の表現の使い方
「有り得る」の表現の使い方を紹介します。
「有り得る」とは存在する可能性が十分にある、考えられる、当然であるという意味で使います。
ですから、はっきりとわかっていないこと、確認がとれていないことに使うことが多いでしょう。
「大事な会議に遅刻することは、彼の場合なら有り得るケースだ」「またしても、裏切っている可能性が有り得る」という風に使います。
「有り得る」を使った例文と意味を解釈
「有り得る」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「有り得る」を使った例文1
- 「有り得る」を使った例文2
「有り得る」を使った例文1
「彼女が、また仕事をさぼったり、遊びに浪費している可能性は、有り得る」
「有り得る」とは、あることが考えられるという意味で使います。
例文の場合は仕事をさぼったり、遊びに浪費している可能性が考えられるという意味になるのです。
「有り得る」を使った例文2
「そんなこと、有り得るものか、適当なことを言うんじゃない」
「有り得る」とは存在する可能性が十分にある、考えられるという推測で使う言葉なのですが、例文の場合は「有り得るものか」と言っていますので「有り得ない」と否定していることになります。
「有り得る」の類語や類義語
「有り得る」の類語や類義語を紹介します。
- 「考えられる」【かんがえられる】
- 「否定できない」【ひていできない】
- 「可能性がある」【かのうせいがある】
「考えられる」【かんがえられる】
「考えられる」とは物事に対して、論理的に筋道を追って答えを出そうとする、導きだそうとすることを言います。
結論、判断、評価などを「こうではないか」と推測することを言います。
「退職することも考えられるな」「また良からぬことを企んでいるとも考えられるし、そう簡単に信用はできない」「考えられることは、全部言い尽くしたよ」などと使います。
「否定できない」【ひていできない】
「否定できない」とはそうではないと打ち消すことはできない、嘘であるとは言えないことを言います。
「はっきりと指摘されて何も否定できない自分がいた」「相手に非があることは否定できないが、だからと言ってそのやり方には賛成はできないよ」という風に使います。
「可能性がある」【かのうせいがある】
「可能性がある」とは物事が実現する見込みがある、事実、現実のものとなるかもしれないという意味で使います。
「彼女が一人で成功する可能性がある以上、繋がりは持っておいた方がいい」「彼が犯人である可能性があるんだ」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「有り得る」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。