「真っ青」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
焦った時やビックリした時や「真っ青」という言葉を使うことがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「真っ青」とは?意味
- 「真っ青」の表現の使い方
- 「真っ青」を使った例文と意味を解釈
- 「真っ青」の類語や類義語
「真っ青」とは?意味
「真っ青」の意味は以下の2つです。
1つ目は「純粋に青い色をしていること」という意味です。
単純に見た目が正しく青いものに対して使われ、空や湖など自然現象から身の回りのアイテムまで、様々な「青い色のもの」を表します。
2つ目は「血の気が引いて顔色が悪くなること」という意味です。
人は血の気が引くと顔色が青くなり、その時の様子を表しています。
その理由は「体調が悪い」だけではなく、「非常に驚き混乱している」「自分が不利な立場になって焦っている」などがあります。
- 「真っ青」の読み方
- 「真っ青」の言葉の成り立ち
「真っ青」の読み方
「真っ青」の読み方は、「まっさお」になります。
俗語として「まっつぁお」と読ませることもありますが、正しくは「まっさお」です。
「真っ青」の言葉の成り立ち
「真っ青」の「真」は「嘘いつわりのない」「純粋な」「正確にその状態にある」という意味です。
「青」は色を表す「青」です。
この2つの漢字が組み合わさると「真青(まあお)」ですが、「本当に青い」という意味を強調する為に促音が入り、「真っ青」になりました。
同じ様に協調の意味で促音が入る言葉には「よほど→よっぽど」「ずしり→ずっしり」などがあります。
「真っ青」の表現の使い方
「真っ青」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
文法的な使い方
「真っ青」は名詞で、普通に文章で形容動詞として「真っ青だ・である」とした場合、「体調が悪い」「顔色が悪い」という意味として使われることが多くなります。
「自分が不利な立場だ」という意味で使う時には「〇〇も真っ青」となり、「〇〇」は元々その分野が得意な人が入ります。
「○○でさえショックで自分の立場がなくなり真っ青になる程」という意味です。
「真っ青」を使った例文と意味を解釈
「真っ青」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「真っ青」を使った例文1
- 「真っ青」を使った例文2
「真っ青」を使った例文1
「このレシピはプロも真っ青の出来栄えだ」
素人が作ったレシピが、プロにも劣らぬ出来栄えで皆がショックを受けていることを表しています。
「真っ青」を使った例文2
「歴史に関しては教師も真っ青の知識を持っている」
歴史オタクの学生がいて、教師でさえ黙ってしまう程深い知識を持っていることを表しています。
「真っ青」の類語や類義語
「真っ青」の類語や類義語を紹介します。
- 「顔負け」【かおまけ】
- 「吹っ飛ぶ」【ふっとぶ】
「顔負け」【かおまけ】
「相手の能力や技術に圧倒されて、きまりが悪くなること」という意味です。
「吹っ飛ぶ」【ふっとぶ】
「相手があまりに優れているので驚く様子」のことです。
マンガやアニメの様に、驚いて吹っ飛んでいく様子に例えた言葉です。
「真っ青」は「純粋に青い色をしていること」「血の気が引いて顔色が悪くなること」という2つの意味があります。
「自分もうかうかしていられない」と思った時に使いましょう。