「疑問の声」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「疑問の声」は、色々な事柄が対象になる言葉で、あまりいい意味では使われません。
目次
- 「疑問の声」とは?
- 「疑問の声」の表現の使い方
- 「疑問の声」を使った例文と意味を解釈
- 「疑問の声」の類語や類義語
「疑問の声」とは?
「疑問の声」とは、何かの事柄に対しての異議や反対意見のことです。
ここでの「異議」は、反対とまではいかないものの、そのまま賛成はできないというニュアンスになる意見だと解釈してください。
様々な事柄が対象になる言葉で、大きな建築物や施設の建造計画に対してだったり、政治や著名人の発言を対象にするなどなど、幅広く使われています。
- 「疑問の声」の読み方
「疑問の声」の読み方
「疑問の声」の読み方は、「ぎもんのこえ」になります。
その対象を素直には受け入れられない時に用いられる表現の為、これがある場合には、少なからずよいとは思っていない人が居るということになります。
読み方は特に難しい点もない言葉ですが、解釈としては疑問そのものと言える異議だけでなく、反対意見まで含んでいるところがポイントになります。
「疑問の声」の表現の使い方
「疑問の声」の表現の使い方を紹介します。
よく見聞きするのは、「あの判定には疑問の声が挙がっている」のような使われ方で、スポーツなどにおいて、該当の判定がおかしいという声が出ていると解釈できます。
そして、直接は言えない内容をこの「疑問の声」として扱うことがあります。
よく見聞きするのが、「この決定には疑問の声も出ています」のような使い方で、直接疑問や反対とは言いにくいような場合にこのように用いることがあります。
要は、大勢の人からそんな意見が出ていると言いたい訳ですが、こういった使い方では本当にそんな意見などがあるかどうか怪しいものです。
「疑問の声」を使った例文と意味を解釈
「疑問の声」を使った例文と、その意味の解釈です。
本当なのかどうか怪しい使い方も含めて挙げていきます。
- 「疑問の声」を使った例文1
- 「疑問の声」を使った例文2
「疑問の声」を使った例文1
「これだけ疑問の声が出ているのに、強行採決が行われてしまった」
政治の話で、与党から提出された法案に野党が疑問の声を盛んに挙げているのにも関わらず、無理矢理採決が行われたような場合です。
「疑問の声」を使った例文2
「今度の大会の開催には、色々な疑問の声があるらしい」
本当にそのような意見がいくつもあるのか分かりませんが、誰もが快く開いて欲しいとは思っていないことが表現されています。
少なくとも、このように使った人はそう思っていると考えていいでしょう。
「疑問の声」の類語や類義語
「疑問の声」の類語や類義語を紹介します。
- 「疑いの目」【うたがいのめ】
「疑いの目」【うたがいのめ】
ある事柄に対し、そうではないだろうと疑って見る(考える)ことで、「疑問の声が挙がっている」は、「疑いの目を向けられている」とすると似た意味になります。
このように、そのような目を向けられる、そういった目で見られるという使い方になる言葉です。
「疑問の声」は、色々な事柄に対して少なからず挙がるものです。
気にするほどでもないものもあれば、大いに参考になる(するべき)ものまでその内容は様々です。
そして、あまりにこれが多い場合には、それなりに見直しことなども考えるべきだと言えるでしょう。