「沿道」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
皆さんは「沿道」という言葉をご存知かと思います。
ごくありふれた言葉なので、特別に意識することもなく使っているのではないかと思います。
しかし、改めて見てみると、興味深い言葉であることが分かってきます。
そこで今回は、この「沿道」にフォーカスにしてみることにします。
目次
- 「沿道」とは?意味
- 「沿道」の表現の使い方
- 「沿道」を使った例文と意味を解釈
- 「沿道」の類語や類義語
「沿道」とは?意味
「沿道」とは、「道に沿った所」、「道端」(みちばた)という意味がある言葉です。
言葉の意味としては、決して難しい解釈をするものではありませんが、会話の中でさりげなく含まれるような言葉です。
- 「沿道」の読み方
「沿道」の読み方
「沿道」は「えんどう」という読み方になりますので、ここで改めてチェックしておきましょう。
「沿道」の表現の使い方
「沿道」とは、「道に沿った箇所」という意味になりますので、場所を特定して表すような用途で使われます。
「沿道には多くの人が集まっていた」というように使います。
「沿道」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「沿道」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンを見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「沿道」を使った例文1
- 「沿道」を使った例文2
「沿道」を使った例文1
「全国優勝を果たしたチームを見ようと、沿道にはパレードの見物者が多く集まった」
野球でも優勝した後に、地元の人達に感謝する意味で、パレードが催されることがあります。
その時には、パレードのルートの「沿道」には、多くの応援者も集まってきます。
「沿道」を使った例文2
「田舎をドライブしていると、その沿道の風景の素晴らしさに気付いて、思わず声を出して感動したことを覚えている」
何気ない所にも見事な光景が広がることがあります。
地方に旅行した時でも、国道や県道の沿道に展開する光景に心を動かされることがあります。
「沿道」の類語や類義語
「沿道」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるでしょうか?
- 「沿線」【えんせん】
- 「筋」【すじ】
「沿線」【えんせん】
「沿線」が「沿道」の類義語として扱うことができます。
「鉄道などの線路」、または「線路に沿った所」という意味になりますが、「沿道」は「道に沿った所」となるので、「道路」と「鉄道」という面が異なります。
「筋」【すじ】
「筋」という言葉も「沿道」に近い意味を持つ言葉になるでしょう。
「筋」と言うと、「筋肉の筋」をイメージする人もいるでしょうが、「数を表す語に付けて、細長い物を数える時添える語」としての意味があります。
また、「色々な場所に沿ったあたり」という意味でも使われ、「道筋」などの表現ができます。
「沿道」という言葉の意味や使い方を紹介してきましたが、普段の会話の中では、決して目立つ言葉ではないので、特別に意識することや、その意味を意識することがありません。
それだけにこのようなことを機会に言葉を見ていくと、とても興味深くっていきます。
ドライブや散歩をする機会があったなら、その「沿道」に何があるかを見ていくと、とても楽しい時間を過ごすことができるでしょう。