「一般浴」とは?!意味や解説「機械浴」の違い
「一般浴」という表現を知っているでしょうか。
家に介護しなければならない人がいる場合、聞いたことがあるかもしれません。
ここでは「一般浴」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「一般浴」とは?
- 「一般浴」と「機械浴」の違い
「一般浴」とは?
「一般浴」というのは「身体機能に問題がなく、浴槽を利用した一般的な入浴」を指しています。
私たちは一般的に、家庭で浴槽にお湯を溜め、お風呂として利用します。
このようなお風呂が「一般浴」になります。
「家庭浴」言われることもあり、最も私たちに馴染みがあるお風呂の入り方だと言えるでしょう。
介護施設等でもこの「一般浴」が導入されており、自立で歩行できる人たちが共同浴場で入浴する一般的な入浴を指すこともあります。
寝たきりではない人たちが一般的に利用できるお風呂です。
- 「一般浴」の読み方
「一般浴」の読み方
「一般浴」は「いっぱんよく」と読みます。
私たちがイメージする最も一般的なお風呂のスタイルです。
「一般浴」と「機械浴」の違い
「機械浴」は私たちがイメージするお風呂とは違い、寝たままで入浴できる介護用の入浴を指しています。
寝たままでもお風呂に入れる浴槽や専用ストレッチャー、担架で浴槽に連結し、寝たままの姿勢でお風呂に入るというスタイルになります。
私たちがお風呂に入る時はこのようなものは利用しないです。
自分で歩けないお年寄りなどが利用するものとなっており、介護施設等にはこのような介護入浴用の機器がたくさん導入されています。
もしも自力で立てる、歩ける、ということであれば、このようなお風呂を利用する必要はありません。
しかし自分の力でお風呂に入れない人たちは寝たきりの姿でお風呂に入れてもらう必要があります。
その時に利用するものがこの「機械浴」になります。
介護に関わりがないと、「一般浴」や「機械浴」などという表現はなかなか聞かないかもしれません。
介護施設等では一般的に使われる表現ですから、ぜひ知っておきましょう。