「粗利」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
さらに「粗利」という言葉を使った例文や、「粗利」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「粗利」とは?意味
- 「粗利」の表現の使い方
- 「粗利」を使った例文や短文など
- 「粗利」の類語や類義語・言い換え
「粗利」とは?意味
「粗利」には「売上総利益」という意味があります。
「粗利益」の略語になります。
ちなみに「売上総利益」は「売上高から、売上原価を差し引いた金額」になります。
また「売上原価」には、「商品の仕入れや、製造時に掛かった費用」という意味があります。
つまり「粗利」は、「売上高から、商品の仕入れや製造時にかかった費用を除いた額」ということになります。
- 「粗利」の読み方
「粗利」の読み方
「粗利」の読み方は、「あらり」になります。
「粗利」の表現の使い方
「粗利」の表現の使い方を紹介します。
「粗利」は、「売上高から、売上原価を引いた利益」という意味があります。
そのため「粗利」は会社の決算の書類を作る時、確定申告をする時などに使います。
また「大体の利益」を予想する時に、「粗利を計算する」ことがあります。
このように、飲食店や製造業などで働いている人が、売り上げの中で、大体の利益を把握したい時、「粗利」という言葉を使ってみましょう。
「粗利」を使った例文や短文など
「粗利」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「粗利」を使った例文1
- 「粗利」を使った例文2
「粗利」を使った例文1
「飲食店のオーナーになる前に、一日の『粗利』がどのくらいになるか、計算する」
この例文は、これから飲食店のオーナーを目指す人が、一日にどの程度儲かるかを計算する場面になります。
売上高から、売上原価を引いた利益がどの程度になるか分かれば、飲食店を経営できるかどうかが、ある程度分かるかもしれません。
「粗利」を使った例文2
「ラーメンを1000円で売っても、ラーメンを作るために700円かかったら、『粗利』は300円しか出ない」
この例文は、ラーメンでどの程度儲けを出せるかという文章になります。
仮にラーメンを1000円で売っても、売上原価が700円かかったら、「粗利」は300円にしかなりません。
「粗利」から、経費などを引くと、純利益はさらに低くなるため、値段設定を変えるか、売上原価を抑える工夫をするなどしないと、余り儲けが出ないかもしれません。
「粗利」の類語や類義語・言い換え
「粗利」の類語や類似を紹介します。
- 「利益」【りえき】
- 「収益」【しゅうえき】
「利益」【りえき】
「利益」には「儲け」という意味があります。
また「利すること」「得」という意味があります。
「公共の利益」という言葉には、全ての人にとって利すること、ためになることという意味があります。
「収益」【しゅうえき】
「収益」には、「事業などにより、利益を得ること」という意味があります。
「会社で利益を出す」「新しい事業で、利益を得る」などという使い方をします。
「粗利」という言葉について見てきました。
売上総利益について話す時、大体の利益を計算する時に、「粗利」という言葉を使ってみましょう。