「艶聞」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
ニュースやスキャンダル記事を読んでいると「艶聞」という言葉が使われていることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「艶聞」とは?意味
- 「艶聞」の表現の使い方
- 「艶聞」を使った例文と意味を解釈
- 「艶聞」の類語や類義語
「艶聞」とは?意味
「艶聞」の意味は、「その人が異性と関係があるという噂のこと」です。
芸能人や政治家、会社の重役など、目立つ肩書を持っていて人から注目されがちな人が、異性と関係しているなどの色めいた噂話が入ってくることを言います。
「艶聞」は単なる「誰が誰を好き」というレベルではなく、「誰と、どの様に付き合っているか」までが含まれます。
写真週刊誌にホテルから出てきたことやお泊りデートしたこと、デートでイチャイチャしていたことなどが噂で広まることを言います。
- 「艶聞」の読み方
- 「艶聞」の漢字の成り立ち
「艶聞」の読み方
「艶聞」の読み方は、「えんぶん」になります。
「つやぎき」と読み間違わない様にしましょう。
「艶聞」の漢字の成り立ち
「艶聞」の「艶」は「つや」と読み、「豊+色」で構成される会意文字です。
「豊かに盛られた食器」の象形が「豊か」を表し、「ひざまずく人の上に人がいる象形」で「男女が愛する気持ち=色」を表し、「男女の愛情が豊か」という意味の「艶」という漢字になりました。
意味は「あでやかなこと」「なまめかしいこと」「風情があること」「しゃれていること」などです。
「聞」は「聞く・聞こえる」「評判・噂」という意味です。
これらの漢字が組み合さり「あでやかでなまめかしい噂」として使われています。
「艶聞」の表現の使い方
「艶聞」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 地位の高い人や芸能人が使う
文法的な使い方
「艶聞」は名詞で、文末に使う時には「艶聞が立つ」「艶聞が流れる」など「噂」に使われるのと同じ動詞を付けて使われます。
形容動詞として「艶聞だ・である」と使われることもあります。
地位の高い人や芸能人が使う
「艶聞」社会的に地位の高い人や有名人などの異性関係がバレた時に使う表現です。
一般人が恋愛関係を暴露されてもそれほど注目されず、単なる「噂」で終わってしまいます。
「艶聞」を使った例文と意味を解釈
「艶聞」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「艶聞」を使った例文1
- 「艶聞」を使った例文2
「艶聞」を使った例文1
「アイドルタレントの艶聞が流れた」
アイドルは恋愛禁止になっていることが多いのですが、異性との関係をスクープされてしまったことを表しています。
「艶聞」を使った例文2
「あれだけイケメンで艶聞が全くないのは珍しい」
イケメンで独身のタレントが全く女性との噂がないので、不思議がられていることを表しています。
「艶聞」の類語や類義語
「艶聞」の類語や類義語を紹介します。
- 「浮いた話」【ういたはなし】
- 「恋バナ」【こいばな】
「浮いた話」【ういたはなし】
「色恋沙汰のこと」という意味で、恋愛をすると「心が浮わついて軽い気持ちになること」から来ています。
「恋バナ」【こいばな】
若者言葉で、「恋愛の話題」=「恋の話」=「恋バナ」と省略されたスラングです。
「艶聞」は「その人が異性と関係があるという噂のこと」です。
異性とのなまめかしい噂が流れた時に使ってみましょう。