「夜の帳が下りる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「夜の帳が下りる」は、遭えて難しく表現している言葉だと言っていいでしょう。
目次
- 「夜の帳が下りる」とは?
- 「夜の帳が下りる」の表現の使い方
- 「夜の帳が下りる」を使った例文と意味を解釈
- 「夜の帳が下りる」の類語や類義語
「夜の帳が下りる」とは?
「夜の帳が下りる」とは、「夜になる」時に使う言葉です。
「夜の帳が下りる頃に連絡があった」と使うと、ちょうど夜になる頃に連絡があったと同じ意味になります。
「~が下りた」という形にすると、「夜になった(後)」という意味になり、「夜の帳が下りたら、いつ連絡してくれても構わない」は、夜になったらいつ連絡しても構わないと言っています。
- 「夜の帳が下りる」の読み方
「夜の帳が下りる」の読み方
「夜の帳が下りる」は、「よるのとばりがおりる」と読んでください。
「帳」を「とばり」と読むのが難しい言葉ですが、「幕」(まく)という意味で使っています。
演劇や舞台に関わっている(または興味がある)人であれば、そのような使い方には慣れているでしょう。
それは、「帳」は舞台において「幕」を指す言葉で、この「とばり」と読むことも多いからです。
「夜の帳が下りる」の表現の使い方
「夜の帳が下りる」という言葉は、つまりは「夜」という「幕」が下りることだと解釈してください。
昼間の様子から、その幕が下りることで夜になると表現しています。
「夜の帳が上がる」と使うと、「朝になる」ことが表現できます。
こちらはあまり見聞きしませんが、一緒に覚えておくといいでしょう。
ただし、どちらも「夜になる」、「夜が明ける」ことを遭えて難しく表現している詩的な表現だと言える為、実際に使われる機会はあまりありません。
「夜の帳が下りる」を使った例文と意味を解釈
「夜の帳が下りる」を使った例文と、その意味の解釈になります。
少し形を変えた使い方も挙げていきます。
- 「夜の帳が下りる」を使った例文1
- 「夜の帳が下りる」を使った例文2
「夜の帳が下りる」を使った例文1
「仕事が終わって外に出たら、すっかり夜の帳が下りていた」
仕事の後に外に出たところ、すっかり夜になっていたと言っています。
このように「下りていた」とすると、「夜になっていた」ことが表現できます。
「夜の帳が下りる」を使った例文2
「夜の帳が下りる前に、何とか終わらせて欲しい」
夜になる前には終わらせて欲しいと使っている例です。
意味こそ分かりますが、現実的にはこのような言い回しを見聞きする機会はそれほどないと考えていいでしょう。
「夜の帳が下りる」の類語や類義語
「夜の帳が下りる」の言い換え表現です。
こちらの方が現実的な言葉だと言っていいでしょう。
- 「日が暮れる」【ひがくれる】
「日が暮れる」【ひがくれる】
ちょうど夜になる頃は、この「日が暮れる」と言われます。
「もうそろそろ日が暮れる時間だ」のように普通に使われている言葉で、「夜の帳が下りる」と使うよりも一般的で、普通の会話であればこちらに言い換えた方がいいでしょう。
「夜の帳が下りる」は、上の「日が暮れる」を少々叙景的に表現した言葉だと解釈してください。
ドラマの台詞や歌詞などに使う分にはいいですが、一般にはあまり用いることはありません。