「棒読み」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「棒読み」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「棒読み」という言葉を使った例文や、「棒読み」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「棒読み」とは?意味
- 「棒読み」の表現の使い方
- 「棒読み」を使った例文や短文など
- 「棒読み」の類語や類義語・言い換え
「棒読み」とは?意味
「棒読み」には「文章に感情や抑揚をつけず、単調に読むこと」という意味があります。
また漢文を読む時、「返り点に従わずに音読すること」という意味があります。
- 「棒読み」の読み方
「棒読み」の読み方
「棒読み」の読み方は、「ぼうよみ」になります。
「棒読み」の表現の使い方
「棒読み」の表現の使い方を紹介します
「棒読み」には「文章に感情や抑揚をつけず、単調に読むこと」「返り点に従わずに音読すること」という意味があります。
古典の授業などを除いて、前者の意味で使います。
例えば、挨拶をする時に、用意したスピーチ用の原稿を、抑揚をつけず、一本調子に読む様子を見た時に、「棒読みで挨拶する」などと「棒読み」という言葉を使ってみましょう。
「棒読み」を使った例文や短文など
「棒読み」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「棒読み」を使った例文1
- 「棒読み」を使った例文2
「棒読み」を使った例文1
「彼女は綺麗だが、セリフが『棒読み』のため、女優には向いていない」
この例文は、ドラマや舞台に出演している女性が、とても綺麗だが、セリフが一本調子で、抑揚に欠けているため、女優には向いていないのではないかと、思われている場面になります。
このように、抑揚を付けず、一本調子に読む様子を、「棒読み」と言います。
女優や声優など、言葉を扱う仕事の人は「棒読み」では通用しないかもしれません。
「棒読み」を使った例文2
「プレゼンの時に、『棒読み』にならないよう、スピーチ練習をする」
ビジネスシーンでも「棒読み」という言葉を使います。
プレゼンの時は、聞いている人の心に刺さるような、言葉を口にするだけでなく、抑揚をつけて、一本調子にならないよう、話し方にも注意が必要です。
「棒読み」にならないためには、事前にスピーチ練習をする他ないでしょう。
「棒読み」の類語や類義語・言い換え
「棒読み」の類語や類似を紹介します。
- 「単調な読み方」【たんちょうなよみかた】
- 「メリハリのない読み方」【めりはりのないよみかた】
「単調な読み方」【たんちょうなよみかた】
「単調な読み方」には「変化に乏しく、抑揚の無い一本調子な読み方」という意味があります。
「棒読み」と同じような意味があるため、言い換えに使えます。
「メリハリのない読み方」【めりはりのないよみかた】
「メリハリのない読み方」には、「音声の抑揚やセリフ回しの強弱がない読み方」という意味があります。
強く発声したり、時には小声で話すなどの、「メリハリ」がない読み方になります。
「棒読み」という言葉について見てきました。
文章に抑揚をつけずに、一本調子に読む様子を見た時、また漢文を返り点に従わずに音読する様子を見た時に、「棒読み」という言葉を使ってみましょう。