「惚れ惚れ」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「惚れ惚れ」とは?意味

「惚れ惚れ」は、「深く心をひかれ好ましくて堪らない」、「すっかり心を奪われて、うっとりする」、「放心した状態で、ぼんやりでしたさま」などの意味を持っています。

• 「惚れ惚れ」の読み方

「惚れ惚れ」の読み方

「惚れ惚れ」は「ほれぼれ」という読み方になります。

特に「惚れ」という漢字は少し難しいので、ここできちんと理解しておくことにしましょう。

「惚れ惚れ」の表現の使い方

「惚れ惚れ」は、「心をひかれてぼんやりとしている」という意味合いがありますので、美しい女性やたくましく凛々しい男性に心を奪われるような場面で使われることになります。

「惚れ惚れ」を使った例文と意味を解釈

では、ここで「惚れ惚れ」を使った例文を見ながら、具体的に活用シーンをイメージしてみることにしましょう。

• 「惚れ惚れ」を使った例文1
• 「惚れ惚れ」を使った例文2

「惚れ惚れ」を使った例文1

「彼女の顔を惚れ惚れと眺めてしまったその為に、ちょっと厳めしい顔付きで、見返されまきした」

相手がとてもあまりにも美しい女性なので、深く心をひかれてしまった光景です。

世の中には、このような女性の人がいますが、あまりにも美しすぎて、「惚れ惚れ」として見ると同時に、マジマジと見てしまったので、ちょっと敬遠されているようです。

「惚れ惚れ」を使った例文2

「惚れ惚れとするような若武者ぶりに、我々は思わずかたずを飲んでしまった」

幼い頃はとても無邪気だった坊やが、大人になって、あまりにも凛とした姿に「惚れ惚れ」としてしまったことを言っています。

「惚れ惚れ」の類語や類義語

「惚れ惚れ」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのようなものがあるかを見ていくことにします。

• 「うっとりと」
• 「メロメロ」

「うっとりと」

「うっとりと」という言葉が「惚れ惚れ」の類義語として扱いことができます。

「美しいものなどに心を奪われてぼうっとする」という意味で使われます。

「メロメロ」

「メロメロ」という言い方もありますが、「愛情に酔ってしまって理性を失くす」、「表情や態度に締まりがなくなる」という意味になります。

驚くことに、この表現は鎌倉時代から存在していたとされており、元々は「薄いものを剥ぎ取る」という意味があり、そこから恋人などに対し使われるようになったと言われています。

「めらめら」という表現で燃え広がるという意味から転じて、現在の「メロメロ」に変化してきたというものです。