「散々」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「散々」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「散々」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「散々」とは?意味
- 「散々」の表現の使い方
- 「散々」を使った例文と意味を解釈
- 「散々」の類語や類義語
「散々」とは?意味
「散々」というのは「物事の事態なのか非常に悪い様子」を表す表現です。
例えば「結果は散々だった」と言えますね。
もしも「結果は散々だった」と言われたら、それは結果がとても悪かったという意味になります。
それ以外にもひどい目に合わせる、ひどい目に遭う、という意味で使われることがあり、「運動会は雨のために散々だった」などと使われます。
- 「散々」の読み方
「散々」の読み方
「散々」の読み方は、「さんざん」になります。
予定が思わぬ方向に行ってしまったときなど、「散々だった」と使えますのでぜひ覚えておきましょう。
「散々」の表現の使い方
「散々」の表現の使い方を紹介します。
「散々」は「程度が甚だしい様子やひどい目に遭って時」などに使います。
例えば、試験を受けに行った時、手ごたえがなくて全然解けなかったなどと悩む人もいるのではないでしょうか。
試験が終わった後、家族にどうだったかと聞かれたら「散々だった」と答えるかもしれませんね。
あるいは、歩いて家に帰る途中に雨に降られてしまい、びしょ濡れになってしまったときなどにも「散々だった」と使えます。
傘を持っていない時に限って雨に降られてしまい、「散々だ」思う人もいるかもしれませんね。
「散々」を使った例文と意味を解釈
「散々」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「散々」を使った例文1
- 「散々」を使った例文2
「散々」を使った例文1
「途中で雨に降られてしまい、散々でした」
歩いて家に帰る途中なので雨に降られてしまうと大変ですよね。
車ならば何の問題もないのに、歩いていたからこそびしょ濡れになってしまった、などということもあるでしょう。
そういう時に限って傘も持っていなかった、などということもあるかもしれませんね。
風邪をひかないように気をつける必要があります。
「散々」を使った例文2
「小学校では散々な目に遭ったため、思い出したくありません」
小学校や中学校の時はいじめにあったり、不登校になったりと嫌な思いをしたという人もいるのではないでしょうか。
そのような時、嫌な思い出は思い出したくないですよね。
そのような嫌な思い出は「散々」と表現できます。
昔大変なことがあったのなら、今はいいことをたくさん経験して楽しい思い出を作りたいものです。
「散々」の類語や類義語
「散々」の類語や類義語を紹介します。
- 「壮絶」【そうぜつ】
- 「凄まじい」【すさまじい】
「壮絶」【そうぜつ】
「壮絶」は「他に似たものがないほど勇ましく激しいこと」という意味になります。
「壮絶な最期を遂げる」「壮絶な戦いだった」などと表現できます。
「凄まじい」【すさまじい】
「凄まじい」というのは「恐ろしい様子であること」、「勢いや程度が恐ろしいほど激しいということ」を指しています。
「凄まじい人気」と言いますね。
「散々」という表現はよく使われる言い回しですのでぜひ覚えておきましょう。
教養としても知っておきたい表現だといえます。