「非の打ち所のない」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「非の打ち所のない」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「非の打ち所のない」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「非の打ち所のない」とは?
- 「非の打ち所のない」の表現の使い方
- 「非の打ち所のない」を使った例文と意味を解釈
- 「非の打ち所のない」の類語や類義語
「非の打ち所のない」とは?
「非の打ち所のない」とは少しの欠点もない、非難すべきところがないという意味の言葉です。
- 「非の打ち所のない」の読み方
「非の打ち所のない」の読み方
「非の打ち所のない」の読み方は、「ひのうちどころのない」になります。
「非の打ち所のない」の表現の使い方
「非の打ち所のない」の表現の使い方を紹介します。
「非」とは道理に合わないこと、不正、誤り、欠点という意味がある言葉です。
そして「非を打つ」という言葉は欠点を指摘し、非難するという意味です。
つまり「非の打ち所のない」とは指摘する欠点がない、非難すべきところがないという意味になるのです。
完璧であること、素晴らしいといったことに使います。
「彼の演技は非の打ちどころがない、完璧だ」「非の打ちどころがない素晴らしい仕事ぶりだ」などと使います。
「非の打ち所のない」を使った例文と意味を解釈
「非の打ち所のない」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「非の打ち所のない」を使った例文1
- 「非の打ち所のない」を使った例文2
「非の打ち所のない」を使った例文1
「非の打ち所のない素晴らしい仕上がりに、皆で見とれた」
「非の打ち所のない」とは、少しも欠点がない、非難すべきところがないということで、完璧である、素晴らしい、とても良いといった時に使います。
例文の場合は、何も言うことがないほど素晴らしいという意味合いになります。
「非の打ち所のない」を使った例文2
「彼女は見た目も内面も、仕事の能力も非の打ち所のない人だ」
何か粗を探しても見つからない、全てに完璧な人のことを「非の打ち所のない人」などと形容します。
そのような意味ですから「素晴らしい」といった意味合いの褒め言葉としても使えるでしょう。
「非の打ち所のない」の類語や類義語
「非の打ち所のない」の類語や類義語を紹介します。
- 「上出来」【じょうでき】
- 「完全無欠」【かんぜんむけつ】
- 「パーフェクト」【ぱーふぇくと】
「上出来」【じょうでき】
「上出来」とは出来栄えが良いという意味ですが、結果、状態が十分に満足できる程度にある時にも使います。
「ここまでやれば、上出来、上出来」「話ができただけでも上出来だ」「今日の演技はあれでも上出来な方なんだよ」などと使います。
「完全無欠」【かんぜんむけつ】
「完全無欠」とは完全で、欠点が全くないことを言います。
「完全無欠な論理で相手を言い負かしてきた」「完全無欠な男として彼は全社員に知られている」「完全無欠な仕事ぶりを常に心がけているが、人間なのでたまには失敗もある」などと使います。
「パーフェクト」【ぱーふぇくと】
「パーフェクト」とは英語で“perfect”となりますが、全てが完璧である様子、完全という意味になります。
「パーフェクトな演技」「パーフェクトな仕上りだ」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「非の打ち所のない」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。