「捻じ伏せる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「捻じ伏せる」という表現を知っているでしょうか。
ここでは捻じ伏せる」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「捻じ伏せる」とは?
- 「捻じ伏せる」の表現の使い方
- 「捻じ伏せる」を使った例文と意味を解釈
- 「捻じ伏せる」の類語や類義語
「捻じ伏せる」とは?
「捻じ伏せる」というのは「強引に押さえつける」という意味になります。
議論などをする時、相手を言い任せることややり込める時に使われることもありますし、腕力や権力などで強引に押さえつける時も「捻じ伏せる」と使えます。
「力で捻じ伏せる」と表現されることもありますので、合わせて覚えておきたいですね。
「力で捻じ伏せる」の場合は圧倒的な力で相手を倒すときに使われます。
- 「捻じ伏せる」の読み方
「捻じ伏せる」の読み方
「捻じ伏せる」の読み方は「ねじふせる」です。
権力などで相手を押さえつけるときに多く使われる表現です。
「捻じ伏せる」の表現の使い方
「捻じ伏せる」という表現は「相手を打ちまかす」という時に多く使われます。
例えば「部長は権力で部下を捻じ伏せる」と言えば、部長は上司であるという立場を利用して部下たちに自分のいうことを聞かせる、という意味になりますね。
議論などで相手が言い返せないほどやり込めた時にも「捻じ伏せる」という表現が使えます。
「取引先の会社にうまく捻じ伏せられてしまった」と言えば、取引先の会社から言いくるめられてしまった、条件を飲まなければならなくなってしまった、という意味になります。
「捻じ伏せる」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「捻じ伏せる」を使った例文1
- 「捻じ伏せる」を使った例文2
「捻じ伏せる」を使った例文1
「父はいつも力で私たちを捻じ伏せようとしました」
お父さんにはいつも意見を聞いてもらえなかった、などという人もいるかもしれませんね。
お父さんと言えば一家の大黒柱であり、1番いうことを聞かなければいけない人かもしれません。
そのため、お父さんに対しては反論できなかった、などという悩みを持つ人もいると言われています。
その一方で、家族であってもお互いに意見は言いたい、と考える人たちも存在します。
「捻じ伏せる」を使った例文2
「彼女はコミュニケーション能力に長けており、いつもだいたい相手を捻じ伏せている」
ビジネスで交渉しなければならない時など、コミュニケーション能力に長けていると相手への交渉が得意になれるかもしれません。
自分たちが相手に伝えなければいけないことをしっかりと伝えられる、そしてうまく交渉できる、という人はビジネスでも重宝されますよね。
相手が反論できないほどうまく交渉できるのであれば、それは相手を「捻じ伏せている」とも言えるでしょう。
「捻じ伏せる」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「ぎゃふんと言わせる」【ぎゃふんといわせる】
- 「圧倒する」【あっとうする】
「ぎゃふんと言わせる」【ぎゃふんといわせる】
「ぎゃふんと言わせる」というのは「得意がっている人の心をくじく」、「鼻をへし折る」という意味です。
相手に手痛い打撃を与えるときに使われます。
「圧倒する」【あっとうする】
「圧倒する」は「圧倒的な力で相手を倒す」、「力で捻じ伏せる」という意味です。
「圧倒」というのは際立って優れた力を持っている様子を指します。
「捻じ伏せる」は日常的にも使える表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
ビジネスで多く使われるかも知れませんね。