「衰え知らず」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「衰え知らず」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「衰え知らず」という言葉を使った例文や、「衰え知らず」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「衰え知らず」とは?意味
- 「衰え知らず」の表現の使い方
- 「衰え知らず」を使った例文や短文など
- 「衰え知らず」の類語や類義語・言い換え
「衰え知らず」とは?意味
「衰え知らず」には、「能力や容姿などが、以前の状態よりも落ちていない様子」という意味があります。
- 「衰え知らず」の読み方
「衰え知らず」の読み方
「衰え知らず」の読み方は、「おとろえしらず」になります。
「衰え」は「おとろえ」、「知らず」は「しらず」になります。
「衰え知らず」の表現の使い方
「衰え知らず」の表現の使い方を紹介します。
「衰え知らず」には「能力や容姿などが、以前の状態よりも落ちていない様子」という意味があるため、そのような人を見た時に使いましょう。
特に、中高年に差し掛かった人のように、能力や容姿が落ちてもおかしくない人に対して使う機会が多い言葉です。
例えばベテランのスポーツ選手が、全盛期と同じような能力を見せる時、「衰え知らず」という言葉を使います。
「衰え知らず」を使った例文や短文など
「衰え知らず」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「衰え知らず」を使った例文1
- 「衰え知らず」を使った例文2
「衰え知らず」を使った例文1
「Aさんは40代になっても、若々しい『衰え知らず』な男性だ」
この例文に登場するAさんは、中高年と呼ばれる年齢になっても、かつての若さを保っている人なのでしょう。
人は20代前半をピークとして、徐々に老いて行くため、中高年で若さをキープできていれば、「衰え知らず」と表現できます。
このように、容姿が衰える気配が見えない、若々しい人を見た時に、「衰え知らず」という言葉を使ってみましょう。
「衰え知らず」を使った例文2
「50代になっても、若手に走り負けない『衰え知らず』のアスリート」
この例文は、能力が全盛期と変わらないような、50代のアスリートについての文章になります。
加齢により普通は筋力や持久力が衰えて行くものですが、日々の鍛練次第では、全盛期に変わらない能力をキープできるかもしれません。
このような全盛期の能力を保ち続けるアスリートを見た時、「衰え知らず」という言葉を使ってみましょう。
「衰え知らず」の類語や類義語・言い換え
「衰え知らず」の類語や類似を紹介します。
- 「現役バリバリ」【げんえきばりばり】
- 「老い知らず」【おいしらず】
「現役バリバリ」【げんえきばりばり】
「現役バリバリ」には、「現役真っ只中」という意味があります。
まさに現役の社員や選手として、活躍中の人や、最前線で仕事をしている人などを、「現役バリバリ」と言います。
「老い知らず」【おいしらず】
「老い知らず」には「年齢を重ねても、以前と同様の能力や容姿を保つこと」という意味があります。
「30代でもグラビアができる、老い知らずのアイドル」などという使い方をします。
「衰え知らず」という言葉について見てきました。
能力や容姿などが、かつての状態よりも落ちない人を見た時に、「衰え知らず」という言葉を使ってみましょう。