「閉じ込める」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「閉じ込める」という表現を使ったことがあるでしょうか。
ここでは「閉じ込める」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「閉じ込める」とは?
- 「閉じ込める」の表現の使い方
- 「閉じ込める」を使った例文と意味を解釈
- 「閉じ込める」の類語や類義語
「閉じ込める」とは?
「閉じ込める」というのは「取り除けない」、または「誰も逃げられない場所に置かれる」、「扉などを締め切って外に出られないようにする」という意味になります。
例えば、車の鍵を車内に「閉じ込めて」しまったという経験は多くの人が持っているのではないでしょうか。
最近はリモートの鍵になったからこそ、うっかり車内で鍵を閉めてしまい、車のドアを閉めてしまった、などというトラブルも起こっています。
このような時に「閉じ込める」という表現が使えます。
- 「閉じ込める」の読み方
「閉じ込める」の読み方
「閉じ込める」は「とじこめる」と読みます。
トラブルなどで使われる表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「閉じ込める」の表現の使い方
例えばホテルに泊まった時、オートロックのドアなのに鍵を持たずに外に出てしまえば、それは「鍵を閉じ込めてしまった」ということになりますね。
あるいは、コテージなどに出かけ、雪が降ったために下山できず、「雪で閉じ込められてしまった」などということもあるかもしれません。
吹雪等のせいで身動きできない時、「閉じ込められて」いると表現できます。
「閉じ込める」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「閉じ込める」を使った例文1
- 「閉じ込める」を使った例文2
「閉じ込める」を使った例文1
「車の鍵を閉じ込めてしまい、業者を呼ばなければいけませんでした」
車の鍵を閉じ込めてしまうと、自分では取り出せないですよね。
どこかの窓が開いていたり、例えば家族が合鍵を持っているなどということであれば問題ありませんが、もしも閉じ込めてしまった鍵が鍵1本しかないということであれば、業者に鍵を開けてもらうしかないかもしれません。
そのようなトラブルを防ぐためにも、万が一のことを考えて備えておきたいものです。
「閉じ込める」を使った例文2
「雪のために山小屋に閉じ込められてしまいました」
山の天気は変わりやすいと言われています。
冬場、山に出かけていくと天気予報は何の問題もなかったのに、雪が降ってしまって山を降りられなかったなどということもあるのではないでしょうか。
確かに文字通り山小屋から外に出られたとしても、ここから動けない場合は「閉じ込められた」と言えますね。
「閉じ込める」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「しまい込む」【しまいこむ】
- 「封じ込める」【ふうじこめる】
「しまい込む」【しまいこむ】
「しまい込む」というのは「物を人目につかないような奥まったところに納める」という意味になります。
取り除けないような、あるいは逃げられないような場所に置かれる場合もこの表現が使われます。
何かを「しまい込んだ」結果、どこに置いたか分からなくなってしまった、という経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
「封じ込める」【ふうじこめる】
「封じ込める」というのは「周囲を塞いで閉じ込める」、「封じ込む」という意味になります。
限界内、制限内にとどめる、動きを制限する、などという時にも使われます。
「閉じ込める」という表現は比較的よく使われる表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
車の鍵などは閉じ込めないように気をつけたいですね。