「一歩間違えれば」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「一歩間違えれば」は、危ない状況の表現だと考えていいでしょう。
目次
- 「一歩間違えれば」とは?
- 「一歩間違えれば」の表現の使い方
- 「一歩間違えれば」を使った例文と意味を解釈
- 「一歩間違えれば」の類語や類義語
「一歩間違えれば」とは?
「一歩間違えれば」とは、その後に続ける言葉の状態や状況になっていた可能性も否定できないという意味で使う表現です。
具体的には、「一歩間違えれば大事故になっていたかも知れない」のように使われることが多く、この場合の意味は「大事故になっていてもおかしくなかった」と解釈してください。
- 「一歩間違えれば」の読み方
「一歩間違えれば」の読み方
「一歩間違えれば」は、「いっぽまちがえれば」と読んでください。
ここで使っている「一歩」とは、足で踏み出す一歩のことで、本来の進み方から一歩だけ間違っただけで違う結果になってしまうほどの危うさの表現となっています。
「一歩間違えれば」の表現の使い方
「一歩間違えれば」という言葉は、実際には特に問題となるべきことは無かった場合に使われることが多いですが、実は危ない手段や方法だったと伝える為に用いられます。
「うまくいったからいいものの、一歩間違えれば失敗していた」などという使い方がそれで、実は失敗する可能性も充分にあったと後から表現してます。
実際の行為や行動に及ぶ前から、「一歩間違えると失敗するからやめておいた方がいい」といった使い方もできる言葉で、意味としては、失敗する可能性がある(ほどほどに高い)のでやめておくことを推奨しています。
「一歩間違えれば」を使った例文と意味を解釈
一歩間違えれば」を使った例文と、その意味の解釈です。
この言葉は、それだけ危なかった(もしくは危ない可能性がある)と言いたい時に使ってください。
- 「一歩間違えれば」を使った例文1
- 「一歩間違えれば」を使った例文2
「一歩間違えれば」を使った例文1
「過去に大病を患ったことがあって、一歩間違えれば死んでいたかも知れない」
過去に患った病気がかなり重篤で、死んでいてもおかしくなかったと言っています。
ですが、後からこのように使っているということは、今はその病気からすっかり回復していると考えていいでしょう。
そうでもないと、こんな使い方はできないものです。
「一歩間違えれば」を使った例文2
「あの場面で一歩間違えれば確実に負けていたと思う」
うまく勝つことができたものの、その勝負所と目される場面で間違えていたら負けていたと振り返っています。
尚、この言葉は「一歩でも間違えれば」という形にしても使えます(意味も一緒です)。
「一歩間違えれば」の類語や類義語
「一歩間違えれば」と同様に使える言葉です。
全く同じ意味だと考えて構いません。
- 「一つ間違えれば」【ひとつまちがえれば】
「一つ間違えれば」【ひとつまちがえれば】
「一歩」が「一つ」になっただけの言葉で、意味も変わらず一緒です。
どちらも正しい言葉で、検索エンジンでは「一歩」の方で約200万件、「一つ」の方も約140万件ヒットするように、共に多く使われています。
「一歩間違えれば」と後から使う分には、危険性こそあったものの、実際の問題は起こらなかったということです。