「のしかかる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「のしかかる」という言葉を知っているでしょうか。
ここでは「のしかかる」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「のしかかる」とは?
- 「のしかかる」の表現の使い方
- 「のしかかる」を使った例文と意味を解釈
- 「のしかかる」の類語や類義語
「のしかかる」とは?
「のしかかる」という表現には「体を伸ばして体重をかけながら覆い被さるようにする」という意味があります。
「背を伸ばして相手の上に覆い被さる」という意味以外にも、「責任や重荷などが自分にかかる時」にも使われますね。
例えば、「家族の生活が私にのしかかっている」などと表現することもあるのではないでしょうか。
「のしかかって相手を倒した」と言われることもありますね。
「のしかかる」の表現の使い方
「のしかかる」という表現は背中を伸ばして相手に覆い被さるという時に使われます。
例えば、泥棒を見たときなどにのしかかって押さえ込むこともあるかもしれません。
また、責任などが自分にかかっている時にも使われる表現であり、例えば「借金の重圧がのしかかる」などと言われることもあります。
これ以外に、頭ごなしに押さえつけようとする時にも「のしかかる」という表現が使えます。
「のしかかる」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「のしかかる」を使った例文1
- 「のしかかる」を使った例文2
「のしかかる」を使った例文1
「夫がリストラされ、妻に生活がのしかかった」
最近は経済が悪化したことで、長年働いていても早期退職を要求されるなど、円満退職といかない場合がありますよね。
あるいはリストラされてしまい、収入がなくなってしまったなどということもあるかもしれません。
もしも夫がリストラされた場合、妻が働いていれば妻に生活がのしかかります。
妻が専業主婦だった場合、職探しから始めなければいけないということもあるかもしれませんね。
「のしかかる」を使った例文2
「さりげない親友の一言が心にのしかかった」
友達や親友と話している時、その一言がグサっとくることもあるかもしれません。
図星だったり、厳しい指摘だったりと、なんとなくその友人や親友の言葉が忘れられないということもあるのではないでしょうか。
そのような時に「のしかかる」という表現が使えます。
「のしかかる」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「圧力を加える」【あつりょくをくわえる】
- 「体重をかける」【たいじゅうをかける】
「圧力を加える」【あつりょくをくわえる】
「圧力を加える」というのは物理的あるいは精神的な力を加える、という意味になります。
押し付ける、プレッシャーをかける、重圧を加える、などとも言われますね。
「体重をかける」【たいじゅうをかける】
「体重をかける」というのは自分の体を他の人やものに委ねる、という意味になります。
「左足に体重をかける」などという言い方がありますね。
「のしかかる」という表現は日常生活でも使える言い回しですので、ぜひ覚えておきましょう。
ビジネスでも何かが「のしかかる」かもしれませんね。
特に責任が「のしかかってくる」時などにはあせらず、しっかり対応していきましょう。
焦ってしまうととんでもないミスをしてしまう可能性もあります。