「漂着」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「漂着」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「漂着」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「漂着」とは?
- 「漂着」の表現の使い方
- 「漂着」を使った例文と意味を解釈
- 「漂着」の類語や類義語
「漂着」とは?
「漂着」とは針路や推進手段を失くして、目的地以外の土地へ流されてたどり着くという意味があります。
- 「漂着」の読み方
「漂着」の読み方
「漂着」と書いて「ひょうちゃく」と読みます。
「漂着」の表現の使い方
「漂着」とは、目的地以外の土地へ流れされてたどり着くことを言います。
また海を通じて海岸に流れ着く物を「漂着物」、ゴミを「漂着ごみ」と言います。
「まったく見知らぬ国へ漂着した」「海岸に漂着物が落ちている」「漂着ごみを拾うボランティア」などと使います。
「漂着」を使った例文と意味を解釈
それでは「漂着」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「漂着」を使った例文1
- 「漂着」を使った例文2
「漂着」を使った例文1
「僕たちはどうやら無人島に漂着したようだね、助けを待つよりないよ」
嵐に遭うなどして、船が本来の目的地ではない場所へ流れてたどり着くことを「漂着」と言います。
「漂着」を使った例文2
「海岸に行くと、面白い漂着物が沢山あるので時間を忘れて歩いてしまう」
「漂着物」とは海を通じて、他の国や地域から海岸に流れ着く物のことを言います。
漁具、流木、生活ごみなど様々な物があります。
使い物にならないごみだと思えば「漂着ごみ」となります。
「漂着」の類語や類義語
言葉の意味が理解できましたところで、「漂着」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「打ち寄せられる」【うちよせられる】
- 「こぎ着ける」【こぎつける】
- 「流れ着く」【ながれつく】
- 「陸揚げ」【りくあげ】
「打ち寄せられる」【うちよせられる】
「打ち寄せられる」とは波によって岸辺に物、船などが運ばれることを言います。
「こぎ着ける」【こぎつける】
「こぎ着ける」とは船をこいで目的の場所に着けるという意味になります。
「何とか、陸地にこぎ着けることができたが、ここがどこなのかわからない」「嵐に遭ったが、何とか陸にこぎ着ける」という風に使います。
「流れ着く」【ながれつく】
「流れ着く」とは漂って流されて、ある場所に至るという意味で使います。
「小さな漁船の流れ着いた場所は無人島だった」「異国に流れ着く」「大きな嵐に遭って、本来の行先ではない場所へ流れ着く」などと使います。
「陸揚げ」【りくあげ】
「陸揚げ」とは船で運んできた荷物を陸に上げるという意味で使います。
「積み荷を陸揚げする」「陸揚げ桟橋をみんなで作った」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「漂着」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
「漂着」とは本来の目的地ではない場所へ流されてたどり着くという意味になります。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。