「端女」とは?意味や読み方・英語まで詳しく解説!
この「端女」は、現在ではまず見聞きしない言葉です。
またその意味からもまず使えない言葉だと考えていいでしょう。
目次
- 「端女」とは?
- 「端女」の英語表現
「端女」とは?
「端女」とは、召使いの女性を表現する言葉です。
そのような意味から、武家がそういった身分で女性を雇うことがあった江戸時代までは普通に使われていた言葉です。
現在では、まず雇用形態としてそんな身分はまず存在しないことから見聞きする機会がないのと同時に、侮蔑表現になってしまう為、滅多なことで使うべきではない言葉です。
- 「端女」の読み方
「端女」の読み方
「端女」は、「はしため」と読んでください。
「下女」(げじょ)としても意味は一緒で、男性の場合は「下男」(げなん)と使うと、「端女」と同様に召使いの身分の男性だという表現になります。
尚、「端男」という言葉は召使いの男性としては使えないので注意してください。
この言葉は「おはし」と読み、男性器の隠語になってしまいます。
全く意味が異なるだけでなく、わざわざ使うべき言葉でもありません。
「端女」の英語表現
「端女」は、英語では“female servant”とするのが一番合っています。
“servant”は「サーバント」と発音し、アニメやゲームではよく「下僕」のような意味で使われているカタカナ語です。
この言葉で「使用人」、「召使い」という意味になり、それに“female”という「女性」を意味する言葉の付けて「端女」と同様の意味にしています。
男性の場合は、単に“servant”と使うことが多いです。
尚、昔は「公務員」のことを「国家の使用人」という解釈から、“public servants”と表現していましたが、現在では“government worker”と使っており、“public servants”という言葉はまず用いられません。
「端女」は、意味は覚えておいて構いませんが、実際に用いる場面はほとんどないでしょう。